JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

ヴィルシーナ 悔しさの向こうに見えた勝利の女神[2013年]

牝馬三冠ですべて2着

 2012年の3歳牝馬G1ロードで、悔しさしか残らない道をヴィルシーナは歩んできた。

 クイーンCを制して有力馬の一角に数えられるようになったヴィルシーナだったが、第一冠・桜花賞はゴール目前で差し切られての2着。オークスでは5馬身も突き放されて、またも2着に終わる。秋初戦のローズSも2着に敗れ、そして秋華賞では、最後の最後に差し返す根性を見せて写真判定にまで持ち込んだのだが、やはり2着。

 そう、勝ち馬はすべてジェンティルドンナ。歴史的名牝の牝馬三冠達成を、目の前で、文字通り目の前で、悔し涙とともに見続けるしかなかったのである。

エリザベス女王杯でも勝てず

ヴィルシーナ写真

 敵は同期だけではなかった。

 今度こそ“牝馬三冠すべて2着”の雪辱を果たそうと臨んだエリザベス女王杯では、単勝オッズ1.9倍の断然人気に推されながら、またしても2着。スタミナと切れ味を削ぐドロドロの馬場も徹底マークされる展開もなんとか克服し、ようやく栄光のゴールかと思えたのだが、外から飛んできたレインボーダリアとの叩き合いにクビ差敗れたのだ。

 明けて4歳となった13年シーズンの初戦は、果敢にもヴィルシーナは大阪杯に出走。年上の牡馬たちに挑戦状を叩きつけた。

 が、ここは6着。デビュー以来初めて掲示板を外すこととなる。牡馬と走るのは2歳戦以来で、しかもこのレースを勝ったのが最強馬オルフェーヴルとあってはやむを得ない結果ともいえたが、そのオルフェーヴルをジェンティルドンナはジャパンCで破っている。最大のライバルに、間接的にとはいえさらに水をあけられたともいえる。

 悔しさが、募っていく。

前年の勝ち馬とゴール前で大接戦に

 そのヴィルシーナがようやくの悲願成就を果たしたのが第8回ヴィクトリアマイルだ。

 前走の敗戦にもかかわらず、1番人気に支持されたヴィルシーナ。その期待に応えようという思いで、もちろん自身の夢を叶えたいという祈りもこめて、走る。

 アイムユアーズの2番手でレースを進めたヴィルシーナは直線、前年の勝ち馬ホエールキャプチャが迫ってくると闘志をたぎらせて懸命の粘りを見せる。同様に先行したマイネイサベルやホエールキャプチャと競り合いながらのゴールだった。

 写真による判定は、ハナ差でヴィルシーナ。これまで嫌われ続けた相手である、勝利の女神を力ずくで振り向かせたのである。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN