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エイジアンウインズ 芝転向後、半年で得た栄冠[2008年]

ダート戦線から鮮やかな転身

 ありあまるスピードに、体の成長が追いつかないせいだろうか。古馬マイルG1の覇者には、馬体に負担をかけないようデビュー当初はダート戦を使われた馬も多い。バンブーメモリー然り、ヤマニンゼファー然り、タイキシャトルもアグネスデジタルもそうだった。

 エイジアンウインズもまた、馬体が未完成だった2歳〜3歳にかけてはダートを主戦場としていた。素質は高く評価されていたが、無理に芝を走らされることはなく、長期休養も挟みながら、ジックリと育てられたのだ。

 結局、ダート短距離で5戦2勝の戦績を積み上げ、3歳11月にようやく芝路線へとシフトする。そこからエイジアンウインズが見せた快進撃は、実に鮮やかなものだった。

初重賞初制覇で大一番へ

エイジアンウインズ写真

 芝転向初戦の1000万下・1400m戦は4頭が横一線の叩き合い。ここでクビ差の2着と好走すると、12月の1200m戦では1番人気に支持され、鋭く追い込んで芝での初勝利をマークする。明けて4歳の準オープン・1200mの韓国馬事会杯では、重賞好走歴を持つスピード馬ウエスタンビーナスの2着と善戦。続く1400mの心斎橋Sはアッサリと差し切ってみせた。

 そして阪神牝馬Sでは逃げ切り勝ち。後にマイルCSを制するブルーメンブラット、前年の勝ち馬ジョリーダンス、G1ウィナーのローブデコルテやキストゥヘヴンらを完封しての重賞初挑戦初制覇だ。

 たくましくなった体の内にスピード能力がみなぎり、脚質も自在。慎重に育てられたことが確かに実を結んで、エイジアンウインズは有力馬の1頭として2008年・第3回ヴィクトリアマイルへ挑むことになったのである。

ウオッカを振り切ってマイル女王に

 大一番には、女王ウオッカを筆頭に、牡馬相手のマイラーズCで2着と好走したニシノマナムスメ、オークス2着馬ベッラレイア、ブルーメンブラット、ジョリーダンスといった難敵が待ち構えていた。だがエイジアンウインズも、重賞を制した自信、上り調子の勢いを武器に、堂々のレースぶりを示す。

 好位勢のやや後ろ、馬群の真ん中を引っ張り切れないほどの手ごたえで追走するエイジアンウインズ。直線では先行勢の間を割るようにして伸びて、先に抜け出したブルーメンブラットに猛然と迫る。最後は力強く差し切り、ウオッカの追込みも4分の3馬身振り切っての先頭ゴールだ。

 芝転向から半年、エイジアンウインズは、古馬牝馬マイル女王の座へと一気に駆け上がってみせたのである。

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