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ヴィクトリアマイル特集
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2強対決はブエナビスタ有利か!?

1)ヘイルトゥリーズン系、絶対的な強さ

 新設されてまだ4回しか実施されていないヴィクトリアマイル。血統的な特徴を断じてしまうのは早計かもしれないが、一応はヘイルトゥリーズン系が断然のレース、中でもサンデーサイレンスの血が強い一戦だといえる。

 第1回はサンデーサイレンス産駒がワン・ツー・スリーでフィニッシュ。第2回もフジキセキ産駒、ロイヤルタッチの子、サンデーサイレンスの娘という決着だった。

 第3回ではタニノギムレット産駒の女王ウオッカを2着に破ってエイジアンウインズが勝利、フジキセキ産駒の同レース2連覇となり、3着にはアドマイヤベガ産駒のブルーメンブラットが入った。そして昨年の第4回は、ウオッカが1着、母の父にサンデーサイレンスを持つブラボーデイジーが11番人気ながら2着を確保している。

 1〜3着馬計12頭のうち、10頭が父ヘイルトゥリーズン系、うち8頭がサンデーサイレンス系。母父サンデーサイレンスが1頭いて「ヘイルトゥリーズンの血を持たない馬」は昨年3着のショウナンラノビアのみである。

【過去4年の1〜3着馬の父と母父】

過去4年の1〜3着馬の父と母父

2)出走数の違いが成績につながる

 過去4回の出走馬のべ72頭のうち、サンデーサイレンス系は41頭、6割近くを占めている。だから上位を独占しても不思議ではないのだが、ただ単に「数にモノをいわせて」というわけではない。

 人気よりも着順の良かった馬を「勝」、人気と着順が等しかった馬を「分」、人気より着順が悪かった馬を「敗」としてまとめた数字が下の表の“勝敗”だ。

種牡馬 出走回数 1着 2着 3着 4着以下 勝敗
サンデーサイレンス系
41
3
2
3
33
20勝5分16敗
それ以外
31
1
2
1
27
13勝4分14敗

 サンデーサイレンス系とそれ以外との差はそれほど大きくないように思えるが、内容は大きく違う。

 サンデーサイレンス系の「勝」には12番人気1着のコイウタ、9番人気2着のアサヒライジング、5番人気1着のエイジアンウインズなどがいる。

 それに対し非サンデーサイレンス系の馬は、昨年ようやくブラボーデイジーが11番人気で2着、ショウナンラノビアが7番人気で3着と頑張ったものの、ほとんどが「人気よりも1つか2つだけ上の着順。しかも馬券対象外」にとどまっている。

 もちろんサンデーサイレンス系にも人気を裏切る馬(3番人気7着のアドマイヤキッス、2番人気5着のニシノマナムスメなど)はいるのだが、人気以上に大きく好走する可能性もサンデーサイレンス系の方が高い、といえる。

3)好走可能性の高い血統&低い血統

 前述の“勝敗”=人気と着順の関係を、もう少し見てみよう。

 サンデーサイレンス系では、3勝2敗、2頭のウィナーを出しているフジキセキが優秀。常に人気以上に走っているアドマイヤベガも上々だ。逆にアグネスタキオンは3敗、ダンスインザダークは1勝3分3敗と、振るわない。

 また母の父がノーザンダンサー系だと12勝2分5敗、それ以外だと8勝3分11敗と、信頼度に違いが出ている点にも注意しておきたい。

 いっぽう非サンデーサイレンス系では、フレンチデピュティが2勝1敗、クロフネが2勝で、この父子種牡馬が狙いだろう。

 またクロフネ×サンデーサイレンスのブラボーデイジーが11番人気で2着になったほか、13番人気4着のヤマニンメルベイユも母の父がサンデーサイレンス。父サンデーサイレンス系と同様、母父サンデーサイレンスも好走可能性は高そうだ。

4)マイルGIで勝ち負けできる潜在能力を探せ

 連対馬の父・母・兄姉のマイルGI成績をピックアップしてみよう。

連対馬 父・母・兄姉のマイルG1成績
ダンスインザムード 姉ダンスパートナーは桜花賞2着
エアメサイア 母エアデジャヴーは桜花賞3着
コイウタ   父フジキセキは朝日杯3歳S1着
アサヒライジング なし
エイジアンウインズ 父フジキセキは朝日杯3歳S1着
ウオッカ   父タニノギムレットはNHKマイルC3着
ブラボーデイジー 父クロフネはNHKマイルC1着

 スタミナ系のアサヒライジングを除き、みな3歳春までにマイルGIで好走している血筋だということがわかる。


■■結論■■

 狙いたいのは、父がヘイルトゥリーズン系、中でもサンデーサイレンス系の種牡馬。ただしアグネスタキオンやダンスインザダークの産駒は、あまり信用できない。母の父がノーザンダンサー系ならベターだろう。穴なら母の父サンデーサイレンスという馬だ。

 そして父や母が3歳春までにマイルGI3着以内の実績を残していることが必要だ。

 ◎はブエナビスタ。父がスペシャルウィーク、母は阪神3歳牝馬S勝ち馬ビワハイジ、母の父がカーリアン(ノーザンダンサー系)で文句のつけようがない。

 あとは昨年2着のブラボーデイジーのほか、タニノギムレット×アルザオのニシノブルームーン、フレンチデピュティ×サンデーサイレンスのプロヴィナージュを穴馬としてピックアップしたい。

 レッドディザイアは、上記各馬に比べて「血統的なマイルGIとの近さ」で見劣り、自身の桜花賞2着という成績でどこまで補えるか、といったところである。

【ブエナビスタの血統表】

ブエナビスタの血統表

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