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春の古馬マイル女王決定戦 東京芝1600m〔Bコース〕

コース図[東京芝1600m]コース替わりで、今年はBコースを使用

 本競走は今年で4回目を迎える。過去3回と同様に2回東京開催の最終日に施行されるが、今年は仮柵の位置が違う。前年までは前週のNHKマイルCと同様、最も幅員が広いAコース(31〜41m)が使用されていたが、今年は2回東京開催の後半2日間から3回東京開催の前半2日間はBコースを使用。したがって、今週はBコースでのレースとなる。BコースはAコースから3m外に仮柵を設置、向正面は2m外に仮柵が設置される。

 芝はイタリアンライグラスによるオーバーシードを使用。3〜4コーナーから最後の直線にかけて内側は若干傷みが見られるが、Bコースに替わることでそれも多少は解消されるはず。最後の直線で大外を回って差し切るのは困難かもしれない。前週のNHKマイルCが1分32秒4のレースレコード。同日9R・準OPのアハルテケS(芝1400m)も1分20秒8と、重賞並の好時計が出ており、全体的に速い馬場が今週も継続されそうだ。

 スタート地点は向正面の2コーナー出口。Bコース時は最初の3コーナーまでの距離は約535m。下り坂のスタートで、バックストレッチの中間まで下り、そこから急な上り坂。その後は約60m平坦を走り、3コーナー手前から3〜4コーナーの中間まで再び下り坂。平坦の4コーナーのカーブを曲がり、ホームストレッチに入って間もなく約2mの勾配の坂。ゴール前の直線は、仮柵の位置とは関係なく、525.9mとなっている。

レース写真[東京芝1600m]牝馬限定戦のせいかペースが緩い

 過去3年のペースを振り返ってみると、ダンスインザムードが優勝を飾った第一回は前半600m通過が35秒4、中盤の400mが24秒3。テンが緩く、中盤も中だるみとマイルG1にしては遅い流れ。一方、コイウタが優勝を果たした07年は前半600mが34秒6、中盤の400mも23秒4と11秒台のラップが続いた。それでいてレースの上がりが34秒3。馬場状態の違いもあっただろうが、07年の方が全体的に淀みないペースで流れ、勝ち時計も1分32秒5と速かった。そしてエイジアンウインズが勝った昨年は、前半600m通過が35秒7と遅く、中盤の400mが24秒3。後半600mが33秒7というマイルG1らしからぬ上がりの競馬。牝馬限定戦のせいか、ここまでは平均〜スローペースといった流れになっている。きちんとした逃げ・先行馬がいれば自然とペースが上がりやすいコースなのだが、ここまではそのようなレースにはなっていない。

内々で脚を溜められる馬が勝ちやすそう

 脚質別成績を見ると、逃げ馬が【0.1.0.2】、先行馬が【0.0.1.11】、差し馬が【3.2.2.17】、追い込み馬が【0.0.0.15】。ペースが落ち着いても単純に逃げ、先行馬が有利というわけではなく、中団からの差し馬が好走馬の大半を占めている。ただし、追い込み馬の好走はまだなく、大外一気は決まらない。道中は内々で脚を溜めて、最後の直線に入ったところで馬群の間を割って、弾けるのがベストというイメージ。枠順成績を見ても、1、2、3枠でそれぞれ1勝ずつ。7、8枠も2、3着が合計3回あって、一概に外枠が不利とは言えないが、内枠の方が勝ちやすそう。今年からBコースになることで、その傾向はなお強まるかもしれない。

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