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アーネストリー 持ち前のガマンを武器に後続を完封[2011年]

派手さはないが着実な歩み

 2007年の夏、阪神芝1800mで鮮やかなデビュー勝ちを飾ったアーネストリー。だが、その後は脚部不安や故障などによって休みがちの歩み、ガマンの競走生活となってしまう。

 それでもアーネストリーは500万下、1000万下、準オープンと地道に着実に出世していった。好位につけて流れに乗り、粘りに粘って勝利をつかむのがこの馬のパターン。その戦績もレースぶりも派手さや豪快さとは縁遠いものだった。

 ただし、新馬で破った相手は後にG1を2勝したトールポピー。1000万下の北野特別ではタガノエルシコの追い込みを振り切り、1600万下の御堂筋Sではナムラクレセントを突き放した。オープン・重賞でもやっていけるだけの素質は示し続けたといえるだろう。

4歳秋から急成長を遂げる

アーネストリー写真

 そこからは日経賞4着、新潟大賞典5着、エプソムC10着と持ち味の粘りが通用しないというレースが続き、壁に突き当たったようにも思わせたアーネストリーだったが、4歳秋から急成長を見せる。

 準オープンに戻って大原Sを3馬身半差で快勝し、アルゼンチン共和国杯では2着。中日新聞杯では逃げたドリームサンデーを競り落として重賞初制覇を果たすと、明けて5歳初戦の金鯱賞もやはりドリームサンデーを下して快勝。勢いに乗って第51回宝塚記念に出走すると、ナカヤマフェスタ、ブエナビスタ、ドリームジャーニーといった強豪と堂々叩き合って3着を確保する。

 こうしてアーネストリーは中距離の重賞戦線で「前で粘らせるとしぶとい存在」という評価を確立していったのである。

道中2番手から余力十分に抜け出す

 5歳夏以降も故障に悩まされながら、札幌記念1着、天皇賞・秋3着、金鯱賞3着と堅実に上位へと食い込み続けたアーネストリーに栄冠へと手が届くチャンスが訪れる。それが11年・第52回宝塚記念だ。

 逃げるナムラクレセントの2番手、定位置で流れに乗ったアーネストリーは、ゴール前で競り負けた前年の反省から充分に余力を残したまま直線へと向かい、先頭へと躍り出る。後ろから迫るのは大本命の女王ブエナビスタ、日本ダービー馬エイシンフラッシュ、ジャパンC勝ち馬ローズキングダム、金鯱賞で豪快なマクリを決めたルーラーシップといった強豪。けれど、ガマンのレースは得意とするところ。アーネストリーは持ち前の粘りを発揮し、コースレコードまで叩き出してG1初制覇を成し遂げたのだった。

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