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ナカヤマフェスタ やがて世界を驚かす末脚[2010年]

強豪ひしめく大一番

 前日降った雨の影響で、稍重が残った阪神競馬場の芝コース。2010年・第51回宝塚記念では、充実期を迎えた馬たちが上位人気に推されていた。

 1番人気は4歳のブエナビスタ。前年の牝馬GI戦線で大活躍し、有馬記念でも2着と力強い走りを披露。この年も、京都記念を快勝し、ドバイシーマクラシックではダーレミの2着と大善戦、帰国初戦のヴィクトリアマイルを差し切って、最強牝馬健在をアピールしていた。2番人気ジャガーメイルは京都記念でブエナビスタに肉薄し、天皇賞・春でGI初制覇を果たしたばかり。6歳にして上昇を示していた。3番人気の5歳馬アーネストリーは、中日新聞杯、金鯱賞と中距離重賞を2連勝中だ。

伏兵的存在も、充実期を迎えていた馬

ナカヤマフェスタ写真

 そんな中で4歳のナカヤマフェスタは、単勝オッズ37.8倍の8番人気。それほど注目されている存在ではなかった。

 東京スポーツ杯2歳S優勝、京成杯2着、セントライト記念勝利などがあり、もともとはクラシック路線で有力馬の1頭に数えられていたナカヤマフェスタ。だが3歳三冠レースでは、皐月賞が8着、日本ダービーはよく追い込んだものの4着、菊花賞では12着と、結果を残すことができなかった。

 しかも菊花賞の直後に走った中日新聞杯は13着と、連続の大敗。じっくり立て直されて4歳初戦・メトロポリタンSを2馬身差で勝利したものの、その実力を半信半疑で見ている人が多かったとしても無理はなかった。

 が、ナカヤマフェスタもまた人生最大の充実期を迎えていたことが明らかとなる。

ブエナビスタを差し切ってゴール

 宝塚記念の直線。逃げるナムラクレセントを交わしてアーネストリーが先頭へ。その直後にいたブエナビスタも並びかけ、2頭の叩き合いが始まる。そこへ迫ってきたのがナカヤマフェスタだ。

 これまでナカヤマフェスタが大敗する一因となっていたのが、気性の激しさ。だが今回は美浦から早めに栗東入りした成果が出たか、ゆったりと冷静に走り、それがラストスパートの力強さにつながったようだ。結果、ナカヤマフェスタは2分の1馬身ブエナビスタを差し切って先頭ゴールを果たすのである。

 この後フランスへ渡り、フォワ賞2着、凱旋門賞2着と世界を驚かせたナカヤマフェスタ。それは宝塚記念優勝で示した通り、人生最大の充実期だったからこそ可能なパフォーマンスだったのだろう。

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