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エイシンデピュティ スピードとパワー、勢いで頂点へ[2008年]

パワーとスタミナが人気を形成

 雨足は弱まったものの、芝コンディションは重馬場。2008年の第49回宝塚記念では、これまでの実績に加えて「パワーとスタミナの有無」が人気に影響を及ぼしたようだ。

 クラシック二冠および天皇賞春秋連覇を成し遂げたメイショウサムソンが1番人気に推されたのを筆頭に、前年の菊花賞1〜3着馬であるアサクサキングス、アルナスライン、ロックドゥカンブも高評価。各馬とも、渋ったコースを攻略できるパワーとスタミナの持ち主と考えられたのだろう。

 これらに比べてエイシンデピュティは、どちらかといえばスピードが持ち味だった。

持ち味はスピードだけではなかった

エイシンデピュティ写真

 初勝利は1000m戦、2勝目と3勝目は1400mであげ、4勝目がマイル戦で、準オープン突破が1400m戦。この年の京都金杯を勝っており、2走前はダイワスカーレットに食い下がった大阪杯の2着だ。確かに人気上位4頭と比べるとスピードの勝ったタイプ、しかも今回が初の2200m挑戦である。不安を抱かせる要素はたっぷりとあった。

 だが、未勝利勝ちと500万下勝利はダートでのもの。1000万下では稍重の馬場で2着を3馬身ちぎっており、稍重のエプソムCで重賞初制覇をマークしている。前走の金鯱賞もやはり稍重だったが、1分59秒1の好タイムで後続を完封。エイシンデピュティは単にスピードで押すだけではなく、道悪に対応できるパワーも兼ね備えた馬だったのだ。

 またメイショウサムソンは前走・天皇賞で2着、アサクサキングスは3着、アルナスラインは目黒記念2着、ロックドゥカンブは3着と、いずれも惜敗。勢いという点でもエイシンデピュティが上回っていたといえるのかも知れない。

逃げ切りで初のGIタイトルを奪取

 スピードを支えるパワー、そして勢い。そうした持ち味をエイシンデピュティは遺憾なく発揮した。

 前走と同様に逃げ、緩やかなラップを刻んだエイシンデピュティ。これを目がけて4コーナーでは、2番手にいたロックドゥカンブ、好位追走のアサクサキングス、中団から押し上げてきたアルナスラインとメイショウサムソン、有力どころが先頭に並びかけようかという脚で迫ってくる。

 しかし、エイシンデピュティはこれらの追撃を凌ぎきる。メイショウサムソンをアタマ差振り切っての1着ゴールだ。自身の武器を最大限に生かして、初のGIタイトルをつかみ取ったのである。

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