JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

ダンツフレーム 善戦続きの苦難を乗り越えてつかんだ栄冠[2002年]

6戦4勝で堂々クラシックへ

 いったんターフに別れを告げたものの地方競馬で復帰、そして2度目の引退後に急死……。アグネスタキオンやジャングルポケット、マンハッタンカフェといった強敵たちと闘いながら激動の生涯を送った競走馬がダンツフレームだ。

 父はブライアンズタイム、母は3勝をあげたほか報知杯4歳牝馬特別で3着となって桜花賞の出走経験もあるインターピレネー。そんな血統背景を持つダンツフレームは2000年6月の2歳夏にデビューすると、早くから頭角を現した。初戦は2着に敗れたが、2戦目に勝ち上がり、さらにききょうS、野路菊Sと連勝。翌01年には、きさらぎ賞がアグネスゴールドから半馬身差の2着、アーリントンCでは粘るキタサンチャンネルをハナ差だけ差し切り重賞初制覇を果たして、通算6戦4勝。堂々有力馬の1頭としてクラシックに乗りこむこととなったのである。

勝ち切れない苦難の時期

ダンツフレーム写真

 ここからダンツフレームは惜敗を繰り返す。皐月賞はアグネスタキオンから1馬身半差の2着、日本ダービーもジャングルポケットの1馬身半差2着。秋は神戸新聞杯でエアエミネムの4着に敗れ、菊花賞ではマンハッタンカフェの5着。なんとか悪い流れを断ち切ろうと重賞勝ちのある距離、すなわちマイルへと舵を切ったのだが、マイルCSでもゼンノエルシドの5着に敗れる。

 明けて4歳になっても引き続きマイル路線を歩んだが、京王杯スプリングCはゴッドオブチャンスの4着、安田記念はアドマイヤコジーンとクビ差の2着に甘んじた。

 いつも確実に追い込んでくる。掲示板は外さない。けれど勝ち運もない。苦難の時期をダンツフレームは耐え忍んだのである。

ビッグチャンスをものにする

 そんなダンツフレームに、時は訪れる。02年、第43回宝塚記念だ。

 ファン投票1位のジャングルポケットが脚部不安で回避。マンハッタンカフェは凱旋門賞遠征を敢行し、12頭立て。GIウィナーは2年前の菊花賞以来勝ち星のないエアシャカールのみと、やや小粒となったメンバー構成で行われた一戦。この好機をダンツフレームは確実にものにする。逃げ粘るローエングリンを好位からねじ伏せ、追い込むツルマルボーイもクビ差封じ込んで久々の勝利をマークするのだ。

 ひたすら耐え、ようやく回ってきたビッグチャンスで鬱憤を晴らした初のGIタイトル獲得であった。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN