JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

マーベラスサンデー ようやく巡ってきた春[1997年]

ニューヒーローの時代

 1995年秋から1997年春にかけておこなわれた古馬中長距離GIの勝ち馬には、三冠馬ナリタブライアン引退後のターフを牽引した“ニューヒーロー”たちの名前が並ぶ。

 1995年の有馬記念、1996年の宝塚記念を制したのはスタミナに富むマヤノトップガンだ。1996年の天皇賞・春と有馬記念を勝ったのは抜群の決め手を持つサクラローレル。1996年の天皇賞・秋ではクレバーな走りのバブルガムフェローが栄冠を勝ち取った。

立ちはだかった強豪の壁

マーベラスサンデー写真

 これらスターたちと互角以上の能力を持つとされながら、やや出遅れてしまったのがマーベラスサンデーである。

 1995年春にデビュー2連勝を飾って将来を嘱望されながらクラシックを目前にして骨折、1年以上もの期間を休養に充てたマーベラスサンデーは、 1996年の復帰後、破竹の快進撃を見せた。条件戦、エプソムC、札幌記念、朝日チャレンジC、京都大賞典と勝利を連ね、とうとう秋のGI戦線における有力馬の1頭に数えられるようになる。

 だが、GIの壁は想像以上に厚かった。天皇賞・秋はバブルガムフェローの4着、有馬記念はサクラローレルの2着、明けて1997年の初戦となった産経大阪杯では貫録勝ちを収めたものの、天皇賞・春はマヤノトップガンの3着。ライバルたちの引き立て役に甘んじ続ける日々を過ごしたのである。

待ちわびたGIタイトル

 そのマーベラスサンデーがようやくつかんだビッグタイトルこそ、1997年・第38回宝塚記念だ。

 サクラローレルは凱旋門賞を目指して海を渡り、マヤノトップガンも出走回避。それでもバブルガムフェローや安田記念勝ち馬タイキブリザード、牝馬最強のダンスパートナーなど手ごわいメンバーがそろった、このレース。1番人気に推されたマーベラスサンデーは、見事に期待に応えてみせた。

 逃げたシーズグレイスを交わしてタイキブリザードが先頭へ。好位バブルガムフェローもジワリと差を詰めていく。これを後方で見ていたマーベラスサンデーだったが、3コーナーからペースアップ、グイグイとマクリ気味に進出。直線ではバブルガムフェローをねじ伏せて、まさに力任せのレースで初のGI勝利を収める。

 強い相手にもまれて身につけた逞しさを武器に、これまでの悔しさを見事に晴らす力走を披露。待ちわびたGIタイトルを、遂にマーベラスサンデーは手にしたのである。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN