G1特集 第57回 宝塚記念G1特集 第57回 宝塚記念

有力馬情報

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ドゥラメンテ 上位人気は必至の二冠馬

ドゥラメンテ
日本で強さを示したいドゥラメンテ

ファン投票は6位という結果だったが、レース本番では上位人気に支持されることは間違いない。昨年の牡馬クラシック二冠馬で、皐月賞ではキタサンブラックもねじ伏せている。その後は故障で長期間戦線を離脱していたが、復帰戦の中山記念を勝利。前走はドバイシーマクラシックに出走。落鉄の影響もあり2着に終わったが、勝ち馬も強かった。地力は国内トップクラス。遠征明けの調整次第だが、力を発揮できれば間違いなく勝ち負けになるはず。阪神芝2200mの舞台も不安はない。豪快な差し脚でグランプリ制覇、G1・3勝目を狙う。

キタサンブラック 天皇賞(春)を逃げ切り勝ち

キタサンブラック
上半期の古馬戦線制圧を目指すキタサンブラック

前走天皇賞(春)は1枠を生かして、ハナに立つ作戦。道中はマイペースに持ち込み、折り合いもスムーズ。最後の直線ではカレンミロティックに差されそうになりながらも、最後は執念の二枚腰。見事に逃げ切りを果たし、菊花賞に続くG1・2勝目を飾った。現役屈指のステイヤーではあるが、2000m前後の距離も十分対応。今年初戦の大阪杯は2着で、3歳時はセントライト記念を勝利している。今回は多少道中のペースが厳しくなる可能性はあるが、必ずしもハナにはこだわらないはず。好位から抜け出す形で、G1・連勝を目指す。

アンビシャス 地力はG1級で勝機十分

アンビシャス
満を持してG1取りに挑むアンビシャス

今年初戦の中山記念では強烈に追い込んでドゥラメンテの2着。前走産経大阪杯では一転して2番手からの競馬。ペースはかなり遅かったが、今までとは違う形でレースを運び、最後はキタサンブラックを差し切って勝利した。G1は未勝利ながら3歳時から潜在能力の高さは示していた馬。昨年の天皇賞(秋)では5着に入線している。G1級の地力があることは間違いない。天皇賞(春)と安田記念を見送り、ここを目標に調整。厳しい相手にはなるが、勝機は十分あるだろう。どのような作戦を取るかにも注目が集まる。

ラブリーデイ 勢いは欠くが昨年の覇者

ラブリーデイ
昨年の宝塚記念を制したラブリーデイ

前走は香港のクイーンエリザベス2世Cに出走。序盤はややごちゃつく展開だったが、インの好位でレースを進めることができた。最後の直線は残り150mあたりまで2番手につけるも、勝ち馬に徐々に突き放されて4着に終わった。内容的には完敗だったが、一応日本馬の中では最先着。馬場も緩く、時計がかかった点もこの着差につながったか。2走前の産経大阪杯も展開と位置取りを苦しくしての4着。得意の距離ながら満足な競馬ができてない。昨年よりも勢いは欠くが、グランプリホースの実績と底力は侮れない。アッサリと勝利しても不思議はない。

シュヴァルグラン 天皇賞(春)は脚を余して3着

前走天皇賞(春)は3番人気で3着。下馬評通りの結果ではあったが、やや悔いが残る内容。道中は脚を溜めて終いにかけたが、脚を余した感もある。前々で競馬をしていた2頭がそのまま残っただけに、もう少し積極的な競馬ができれば際どい争いになっていたかもしれない。阪神大賞典で圧勝しており、阪神に戻るのは好材料。距離の2200mは未知数だが、短いということはないだろう。ただ、中距離のスペシャリストが揃うだけに、決め手とスピードはいままで以上のものが問われるはず。ここでも勝負になれば秋にもつながる。

サトノクラウン 京都記念を完勝で、巻き返しにかける

ドゥラメンテと同厩舎の素質馬。昨年のクラシックでは完全に明暗を分けたが、ダービーでは鋭く脚を伸ばして3着。スタートをしっかり決めて流れに乗ることができればこれぐらいは走ることができる。休み明けの天皇賞(秋)は大敗も、再び間隔をおいた今年の京都記念を完勝。同じ距離のG2を制した事実は大きく、今回につながるはず。前走は香港のクイーンエリザベス2世Cに出走。12着と惨敗したが、海外のレースであり、度外視してもいだろう。その後の仕上がりや調整具合がカギだが、巻き返してくる可能性は十分ある。

サトノノブレス 鳴尾記念をレコード勝ちも

前走鳴尾記念を3番人気で優勝。今年の中日新聞杯に続いて重賞4勝目を飾った。勝ち時計の1分57秒6(良)はレコード。かなり速い時計が出たが、開幕週で馬場は速かった。それほど価値があるものではないはずだ。基よりG2勝ちの実績があり、G3ではハンデ57〜58キロで勝利経験がある馬。G3レベルでは力が一枚上と見るべきだろう。今回は一気に相手が強くなる。過去にG1で善戦(菊花賞2着)した実績もあるが、古馬となってからは着順と内容が伴ったG1実績はない。果たしてどこまで食い下がることができるか。

カレンミロティック 天皇賞(春)は勝利目前の2着

前走天皇賞(春)は13番人気ながら、勝利目前までこぎつけての2着。前年の同レースでも10番人気で3着と好走し、京都大賞典でもラブリーデイの3着と侮れない実績はあったが、予想以上の激走と言える。8歳馬にして前年のパフォーマンスを上回ること自体がかなりめずらしい。今回の宝塚記念も14年のレースで、ゴールドシップの2着と激走。この時も9番人気と低評価だった。どこが適条件かわかりにくいタイプだが、上半期のG1では軽視できない存在と言えるだろう。連続して走る保証も安定感もないが、再度の一発を狙う。

マリアライト G1馬にふさわしい地力がついた

昨年のエリザベス女王杯で重賞初制覇がG1という快挙を達成した。次走は果敢にも有馬記念に挑戦。16番ゲートという非常に不利な枠だったが、4コーナー2番手から見せ場十分の4着。勝ちに行く競馬を見せ、牡馬相手に奮闘した点は高く評価できる。ここ2走は日経賞が3着、目黒記念が2着と勝ち鞍には結びついていないが評価は変わらない。想像以上の地力をつけていると言える。今回はタフな競馬になりそうだが、上がりがあまりかからない点はこの馬に向いている。勝ちにいって押し切れるほど甘くはないが、善戦以上の走りも可能だろう。

タッチングスピーチ 馬場不問の決め手で勝負

追い込み一手の脚質で成績にはムラがあるタイプ。昨年のローズSでは良馬場でミッキークイーンを差し切って優勝。秋華賞は6着に終わったが、エリザベス女王杯は稍重で勝ち馬とタイム差なしの3着と善戦した。次走京都記念も重馬場ながら2着。古馬の牡馬とも戦えるメドを立て、道悪も苦にしないことを証明。天候が不安定なこの時期においては、馬場が不問である点は大きな強みとなる。あとは展開が向くかどうか。自分から勝ちにいけるほど甘い相手・レースではない。まずはゲートを出て、終いを生かすしかないだろう。