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第55回 宝塚記念 2014年6月29日(日)15時40分発走 阪神競馬場 芝2200m

連覇を狙うゴールドシップが有力!

1)サンデーサイレンス系の優位性はなし

  5勝・2着5回・3着6回と、馬券に絡んだ馬の半数以上がサンデーサイレンス系(SS系)種牡馬の産駒だが、率は平均的。ステイゴールド産駒が4勝をあげて相性の良さをアピールしているものの、系統全体としては「出走頭数の多さで稼いだ成績」と捉えるべきだろう。

 ちなみに同じグランプリである有馬記念では、2004年のゼンノロブロイからサンデーサイレンス系が連勝中。それに比べれば、宝塚記念ではサンデーサイレンス系の優位性は「ない」といえる。

 スイープトウショウとアドマイヤムーンが勝ったミスタープロスペクター系、タップダンスシチーは「その他の系統」と、イメージとしては「どこからでも買える」といったところ。唯一、ナスルーラ系統からは2006年・ナリタセンチュリーの2着があるだけで、手を出しにくい。

父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 5回 5回 6回
77頭
6.5%
13.0% 20.8%
その他のヘイルトゥリーズン系 1回 1回 1回
18頭
5.6%
11.1% 16.7%
ミスタープロスペクター系 2回 1回 1回
16頭
12.5%
18.8% 25.0%
ノーザンダンサー系 1回 2回 2回
24頭
4.2%
12.5% 20.8%
ナスルーラ系 0回 1回 0回
10頭
0.0%
10.0% 10.0%
その他の系統 1回 0回 0回
4頭
25.0%
25.0% 25.0%

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)SS系なら母父はマイナー系がベター

 毎年大量に出走し、そのうち1〜2頭は馬券に絡むSS系。取捨選択の目安は母父だろう。

SS系 母父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ノーザンダンサー系 1回 3回 4回
32頭
3.1%
12.5%
25.0%
ミスタープロスペクター系 0回 1回 1回
10頭
0.0%
10.0%
20.0%
ナスルーラ系 0回 1回 1回
16頭
0.0%
6.3%
12.5%
ヘイルトゥリーズン系 0回 0回 0回
5頭
0.0%
0.0%
0.0%
その他の系統 4回 0回 0回
14頭
28.6%
28.6%
28.6%

 ドリームジャーニーとオルフェーヴルの兄弟、そしてゴールドシップは、いずれも父ステイゴールド×母父メジロマックイーン(マイバブ系)で、世にいうゴールデンニックス。特殊すぎる現象にも思えるが、このステイゴールド×母父その他の系統という配合では母父タイトスポット(リボー系)のナカヤマフェスタも8番人気で勝利していて、要注意の配合だろう。

 これを「まさに特殊すぎる」と考えるなら、2着3着に数多く送り込んでいる母父ノーザンダンサー系か。ただし勝ったのは絶対的存在だったディープインパクトだけ。ディープスカイ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナが1番人気で取りこぼしており、トーンは落ちる。

3)ノーザンダンサーの血を探せ

 SS系以外から出た勝ち馬5頭を見ると、エイシンデピュティは父ノーザンダンサー系、タップダンスシチーとスイープトウショウは母父ノーザンダンサー系、アーネストリーはノーザンダンサーのインブリードを持っていた。また2着馬のべ5頭は、母父ノーザンテーストのナリタセンチュリー、父・母父ともノーザンダンサー系のメイショウサムソン、ノーザンダンサーのインブリードを持つサクラメガワンダーとルーラーシップ。

 父SS系以外での好走条件として「ノーザンダンサーの血を持つこと」は、ほぼ必須といえそうだ。

4)配合にも注意したい

 連対馬の母父を、現役時に勝ったレースで3つのタイプに分類してみた。

タイプ 連対馬の母父 勝利したレース
長距離型 Caerleon 仏ダービー
ダンシングブレーヴ 凱旋門賞
トニービン 凱旋門賞
Alzao 2400mのG3
メジロマックイーン 天皇賞・春
タイトスポット アーリントンミリオン
マイル型 ノーザンテースト フォレ賞
Woodman 1600mのG3
ダート型 Northern Dancer ケンタッキーダービー
サンデーサイレンス 米BCクラシック
Unbridled 米BCクラシック

 勝ち馬と2着馬を7頭ずつ送り出している「長距離型」が最有力か。14頭中9頭の父がSS系で、しかもステイゴールドなど中長距離タイプ。残り5頭の父も、オペラハウス、グラスワンダー、キングカメハメハと、長距離GIの勝ち馬が目立つ。つまり「長距離型×長距離型」だ。

 母父「マイル型」は、トニービン×ノーザンテーストのナリタセンチュリーとフレンチデピュティ×Woodmanのエイシンデピュティ。トニービンは凱旋門賞馬であり、フレンチデピュティはダート馬ながら天皇賞(春)の勝ち馬アドマイヤジュピタなどを出しているようにスタミナもあると考えていいはず。すなわち「長距離型×マイル型」ということになる。

 母父「ダート」型は、Pleasant Tap(G1勝ちは中距離だが、もともとは米BCスプリント2着など短距離で活躍)×Northern Dancerのタップダンスシチー、エンドスウィープ(6ハロンのG1勝ち)×サンデーサイレンスのアドマイヤムーン、グラスワンダー(朝日杯レコード勝ち)×サンデーサイレンスのサクラメガワンターと、「スピード型×ダート型」という配合が目立つ。

結論

 正直、血統的には混戦といえるレース。率的な優位性はないことを承知の上でSS系を狙うなら「母父はマイナーな系統で長距離型」という馬をピックアップしたい。できればノーザンダンサーの血も欲しいところだ。

 非SS系種牡馬から勝ち馬を探すなら、ノーザンダンサーの血は必須、父長距離型×母父マイル型、または父スピード型×母父ダート型の宝塚記念向き配合馬を抜擢したい。

 今年の出走予定馬を見ると、連覇を狙うゴールドシップは問題なし。父ハーツクライ×母父アレミロード(リボー系で長距離型)でノーザンダンサーのインブリードを持つフェイムゲームも面白い。

【ゴールドシップの血統表】

ゴールドシップの血統表

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