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第53回 宝塚記念特集 2012年6月24日(日)15時40分発走 阪神競馬場 芝2200m

【オルフェーヴル】三冠馬の名誉にかけて

オルフェーヴル写真
本来の強さをもう一度見せたいオルフェーヴル

天皇賞(春)はゴールデンハインドとビートブラックが大逃げをする展開。ゴールデンハインドは失速したものの、ビートブラックがそのまま押し切り大波乱となった。長距離戦では稀にある「展開のアヤ」ではあったが、本馬自身の敗因はその一言では片づけられない。阪神大賞典で露呈した折り合いの課題はクリア。にもかかわらず勝負どころでの反応はなく11着に惨敗。ウインバリアシオンが3着まで追い上げたことを考えると、半分の力も出してない印象。幸いにも怪我ではなかったようだが、メンタル面によるものだと逆に厄介だ。今回、確実に一変できるかはわからない。クラシック三冠馬の名誉にかけてこれ以上の惨敗は見せられないのだが。


【ルーラーシップ】香港で待望の初G1制覇

ルーラーシップ写真
国内でのG1制覇も狙うルーラーシップ

今年初戦のAJC杯を圧勝。しかし、次走の日経賞ではネコパンチの大逃げを捕らえられず、最後はウインバリアシオンに差されて3着。道悪はむしろ得意な部類であり、納得がいく負け方ではなかった。天皇賞(春)の前哨戦でダントツ人気馬が敗れる自体となったが、本馬は香港に遠征しクイーンエリザベス2世Cに出走。おそらくペースは遅かっただろうが、内々の好位で立ち回ると、最後の直線で力強く弾けた。待望のG1初制覇は海外で成し遂げた。勝つときは鮮やか。おそらく日本のG1も勝つ力はあるだろう。ただし、スムーズな競馬ができるかがカギ。騎乗予定のC・ウィリアムズ騎手の手腕にかかる期待も大きい。


【トゥザグローリー】今度こそG1で好勝負を

トゥザグローリー写真
鳴尾記念を完勝したトゥザグローリー

圧倒的1番人気に支持された中山記念がシンガリ負け。重馬場の影響もあったせいか見せ場なく終わった。休養を挟んで鳴尾記念からリスタート。前半1000m通過が62秒3のスローペースを2番手から追走。ショウナンマイティの追い上げを封じて重賞5勝目を飾った。すでにG2も2勝しており、これぐらい走って当然の馬。昨年は夏負けにかかり天皇賞と宝塚記念は惨敗。今年はその心配はなさそうだ。昨年の天皇賞(秋)は休み明けで5着。中距離がベストで、能力的にも高いレベルにある。今度こそG1で好勝負に持ち込みたいところだ。


【フェデラリスト】流れが厳しい中距離で大仕事

フェデラリスト写真
中山記念を制したフェデラリスト

前走産経大阪杯はトーセンジョーダンがハナを切らされる展開で、超スローペースとなった。遅い流れでも内の好位でピッタリと折り合い、最後の直線では一旦は抜け出した。ところが大外からショウナンマイティの末脚が炸裂。2着に終わった。残念ながら連勝は4でストップしたものの、本格化は間違いない。速い流れとなった中山記念をしっかりと勝ったことが地力の証明。ひとまず阪神への遠征が問題ないとわかったことが収穫だ。天皇賞(春)を回避したことはおそらく正解だろう。やや間隔があいたが、流れが厳しい中距離でこそのタイプ。大仕事をやってのける可能性はある。


【ショウナンマイティ】スローの決め手は強烈

ショウナンマイティ写真
大阪杯を豪快に追い込んだショウナンマイティ

3歳時はクラシック戦線に挑戦するも重賞では弥生賞の4着が最高成績。ところが今年に入り頭角をあらわした。大阪城S2着の後、産経大阪杯を6番人気で優勝。超スローペースの展開を、直線大外の離れたところから一気の末脚。実績馬たちをまとめて差し切った。一見不利に見える競馬でも、コーナーが4回でスローのレースで力を発揮するタイプ。前走鳴尾記念は2着に終わったが、上がり3ハロンは32秒9の決め手。本質的には合っている条件だ。流れが厳しい消耗戦でも素晴らしい決め手を出せるかがポイント。そこをクリアできれば、勝機もあるだろう。


【ウインバリアシオン】父は05年宝塚記念で2着

前走天皇賞(春)は大逃げの展開にも惑わされず、自分の競馬に徹して後方待機。それによって最良の結果にはつながらなかったが、メンバー中最速となる上がり3ハロン33秒5をマーク。直線外から追い込んで3着に食い込んだ。父のハーツクライも強靭な末脚を武器にしていたが、3000m以上のレースは結果を残せなかった。しかし、05年は天皇賞(春)で5着に敗れた後、宝塚記念で2着。勝ち切れないもどかしさは父仔そっくりでも、このグランプリの舞台で好走を果たした。本馬も距離短縮とコース替わりで、前進が見込めるかもしれない。

【アーネストリー】本調子を取り戻したい

昨年のこのレースでは淀みない流れを2番手からの追走。最後の直線で早めに先頭に立つとそのまま押し切りレコードで優勝を果たした。しかし、その後はオールカマーに勝利しただけで結果が出ていない。今年に入っても大阪杯が6着、前走鳴尾記念が5着。ともにスローペースの展開で中団から後方にかけての追走。元々瞬発力に強いタイプではなく、本来ならば自分でレースを作って速い流れに持ち込みたいところ。そういう意味では消極的なレースっぷりにも見える。前に行きたくても本調子にないのかもしれないが、その点が改善されないと好走は難しい。

【エイシンフラッシュ】ペースに左右されるタイプ

今年春はドバイワールドカップに挑戦し、結果は6着。日本馬のワン・ツーフィニッシュとなった前年とは打って変わり、速い流れとなったことが果たしてこの馬にはどうだったか。昨年の有馬記念は超スローペースの展開となりオルフェーヴルの2着と好走。振り返ってみれば10年日本ダービーを制した時も超スローペースとなり、上がり32秒7で差し切ったレースだった。速い流れのレコード決着となった昨年の宝塚記念で3着と好走しており、決して「スローペース専用馬」というわけではないが、ペースに左右される印象は拭えない。

【ビートブラック】前走と同じ芸当を望むのは

天皇賞(春)は最内枠からの発走。スタート直後から迷わず出ていき、ゴールデンハインドとともに後続を大きく引き離す逃げ。2周目の3コーナーでハナに立つと、そのままロングスパート。結局、2着トーセンジョーダンに4馬身の差をつける逃げ切り勝ちを演じた。3歳時に菊花賞3着の実績があったとはいえ、阪神大賞典10着からの巻き返しからは驚きの一言だ。ただ、前が止まらない高速馬場とジョッキーの作戦が大きな勝因であったことは間違いない。宝塚記念でも同じ芸当を望むのは酷だろう。今回も伏兵の一頭という位置づけは変わらない。

【ホエールキャプチャ】ヴィクトリアマイルで待望のG1初制覇

前走ヴィクトリアマイルは横山典弘騎手は馬場とペースを考えて積極的な競馬。内の3番手につけると、最後の直線でタイミングよく抜け出して優勝。昨年のクラシック戦線では善戦を続けながら展開に泣かされて無冠に終わっただけに、待望のG1初制覇となった。距離やコースを問わず、安定して力を発揮できる反面、勝ち切るには運も味方につけたいタイプ。今回もそれは同じ。加えて牡馬の強豪を相手にするという大きな課題がある。長らく牝馬同士の戦いが続いていたので、容易ではないチャレンジだろう。果たしてどこまで通用するか。

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