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第52回 宝塚記念特集 2011年6月26日(日)15時40分発走 阪神競馬場 芝2200m

宝塚記念とは

上半期を締めくくるドリームレース

 有馬記念に匹敵するレースを関西にもつくりたい。そういう趣旨から1960年、ファン投票によって出走馬を決めるグランプリ「宝塚記念」は創設された。3歳(現表記)以上の定量競走として、第1回は阪神競馬場芝1800mで実施。翌61年には2000mに延長され、66年から現在の2200mで行われている。

 72年には混合競走となり、外国産馬に門戸を開放。84年のグレード制導入ではG1に格付けされた。95年からは地方馬にも出走資格が与えられた。97年には国際競走に指定され、外国調教馬は5頭まで出走可能となり、02年からは出走枠が8頭に拡大された。

出走頭数が増えて波乱含みに

宝塚記念写真

 宝塚記念は2000年ごろまで少頭数で行われることが多く、波乱が少なかった。前年王者メジロパーマーをあっさりと退けた93年メジロマックイーン、天皇賞(春)→宝塚記念のG1連勝を成し遂げた94年ビワハヤヒデ、G1・4度目の挑戦でタイトルを手にした97年マーベラスサンデー、このレースが最初で最後のG1制覇だった98年サイレンススズカ、ライバル・スペシャルウィークとの一騎打ちを制した99年グラスワンダー…。グラスワンダー(2番人気)以外はすべて1番人気に応えて勝利した馬たちである。

 ところが、近年、出走頭数は徐々に増加。90年代の平均出走頭数は12.5頭だったが、過去10年では14.7頭に上っている。07年には初めてフルゲート(18頭)で行われ、昨年も17頭(18頭立てだったが、1頭が取り消し)がそろった。同じようにして、平均単勝配当も上昇。90年代は5.6倍だったが、過去10年では12.8倍。出走頭数の増加に伴い、明らかに波乱の要素が強くなっている。

 シンボリクリスエスやネオユニヴァースらを退けて勝利した03年ヒシミラクル(6番人気)、牝馬として史上2頭目の覇者となった05年スイープトウショウ(11番人気)、道悪の中をまんまと逃げ切った08年エイシンデピュティ(5番人気)、前走メトロポリタンSからこのレースを制した10年ナカヤマフェスタ(8番人気)。いずれも5番人気以下だった馬たちだ。

ファン投票1位の馬は2、3着が多い

 過去10年、ファン投票1位の馬は【1.3.2.1】(3頭は不出走)。馬券圏内を外したのは、前年の有馬記念以来の出走だった03年5着シンボリクリスエスのみである。基本的にファン投票1位の馬が出走したら、3着以内に入る可能性は高い。ただし、勝利したのは単勝1.1倍の圧倒的な1番人気に推された06年ディープインパクトのみ。ファン投票1位の馬が勝つのはなかなか難しいようだ。

 51回の歴史の中で牝馬の優勝は2回のみ。牝馬として初めて勝利したのは66年エイトクラウン。それから長い年月を経て、05年にスイープトウショウが史上2頭目の優勝を果たした。今年は昨年の年代代表馬ブエナビスタが史上3頭目の快挙を成し遂げられるかに注目だ。

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