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宝塚記念特集
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サンデーサイレンス系以外にチャンスあり

1)サンデーサイレンスの牙城崩れる

 ほぼすべてのGIでほかの系統を圧倒しているサンデーサイレンスと、その後継種牡馬たち(SS系)。が、この宝塚記念は鬼門となっているようだ。

 過去10年、宝塚記念を勝ったSS系は2006年のディープインパクトと昨年のドリームジャーニーだけ。のべ60頭が出走して2勝・2着4回・3着5回、勝率3.3パーセント、連対率10パーセントという成績だ。悪くはないが、飛び抜けていいわけでもない。

 エアシャカール、ネオユニヴァース、ゼンノロブロイはいずれも2番人気で4着。期待を集めながらはじけないというケースが目につく。同じグランプリである有馬記念で残している10年で7勝という数字に比べても、宝塚記念で苦しんでいることは明らかだ。

 少なくとも、積極的に支持できる系統ではないだろう。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)どんな系統でも勝ち負けできる

 では、SS系に代わって宝塚記念で稼いでいる血統は何か。母の父の系統ではどんな傾向が見られるのか。過去10年の内訳は以下の通りとなっている。

父の系統 1着 2着 3着
勝率
連対率
複勝率
ノーザンダンサー系 3回 4回 4回
9.1%
21.2%
33.3%
ミスタープロスペクター系 2回 0回 0回
22.2%
22.2%
22.2%
サンデーサイレンス系 2回 4回 5回
3.3%
10.0%
18.3%
SS系以外のヘイルトゥリーズン系 1回 1回 0回
6.3%
12.5%
12.5%
ナスルーラ系 0回 1回 0回
0.0%
6.3%
6.3%
その他の系統 2回 0回 1回
28.6%
28.6%
42.9%

※ナスルーラ系=グレイソヴリン系、ネヴァーベンド系、レッドゴッド系、ボールドルーラー系
※その他の系統=ヒズマジェスティ系、ファイントップ系、マイバブ系

母父の系統 1着 2着 3着
勝率
連対率
複勝率
ノーザンダンサー系 4回 4回 4回
7.5%
15.1%
22.6%
レイズアネイティヴ系 2回 1回 1回
12.5%
18.8%
25.0%
サンデーサイレンス 1回 1回 1回
8.3%
16.7%
25.0%
SS系以外のヘイルトゥリーズン系 0回 0回 0回
0.0%
0.0%
0.0%
ナスルーラ系 2回 2回 2回
6.7%
13.3%
20.0%
その他の系統 1回 2回 2回
4.2%
12.5%
20.8%

※レイズアネイティヴ系にはミスタープロスペクター系を含む
※その他の系統=ファイントップ系、マイバブ系、リボー系など

 ご覧の通り、ほぼどんな系統でも勝ち負けできるという結果。正直、あまり血統予想に向かないレースなのかもしれない。

 それでも、父の系統・母の父の系統とも、一応はノーザンダンサー系とレイズアネイティヴ〜ミスタープロスペクター系が有力といえるだろうか。

3)穴馬なら断然ノーザンダンサー系

 下は、過去10年・6番人気以下ながら3着までに入った10頭。父ノーザンダンサー系が3頭、母父ノーザンダンサー系が5頭いる。穴馬にはノーザンダンサーの血が必須だ。

 ちなみに父・母父どちらもノーザンダンサー系ではないツルマルボーイ(ノーザンダンサーのインブリードを持つ)とヒシミラクルには、いずれもサッカーボーイの血が流れている。

【過去10年 6番人気以下で3着以内の馬 父と母父】

過去10年 6番人気以下で3着以内の馬 父と母父

4)配合にも注意したい

 下表は連対馬の母父一覧。各馬の勝ったレースをもとに3つのタイプに分類してみた。すなわち「マイル」「長距離」「ダート」だ。

 このうち「マイル」型は、オペラハウス×Blushing Groomのテイエムオペラオー、ダンスインザダーク×サッカーボーイのツルマルボーイ、ブライアンズタイム×サンキリコのダンツフレームなど、スタミナ型種牡馬との配合となっていることがわかる。

 また「長距離」はマーベラスサンデー×Caerleonのシルクフェイマス、サンデーサイレンス×トニービンのハーツクライ、ステイゴールド×メジロマックイーンのドリームジャーニーなど、SS系との相性が良さそうだ。

 そして「ダート」型は、Bigstone(フランスのマイラー)×Affirmedのメイショウドトウ、Pleasant Tap(G1勝ちは中距離だが、もともとは米BCスプリント2着など短距離で活躍)×Northern Dancerのタップダンスシチー、エンドスウィープ(6ハロンのG1勝ち)×サンデーサイレンスのアドマイヤムーンと、スピードタイプとの配合だ。

【連対馬の母父タイプと代表勝ち鞍】

マイル型
BlushingGroom 仏2000ギニー
Woodman 1600mのG3
サッカーボーイ マイルCS
サンキリコ 1600mのG2
ノーザンテースト フォレ賞
長距離型
Alzao 2400mのG3
Caerleon 仏ダービー
シェイデイハイツ 英国際S
ダンシングブレーヴ 凱旋門賞
トニービン 凱旋門賞
メジロマックイーン 天皇賞・春
ダート型
Affirmed 米3冠
NorthernDancer ケンタッキーダービー
サンデーサイレンス 米BCクラシック


■■結論■■

 血統的には混戦といえるレースだが、狙いは一応、ノーザンダンサー系かレイズアネイティヴ〜ミスタープロスペクター系の血を持つことと、宝塚記念向きの配合である馬。

 穴ならノーザンダンサーの血が必須で、SS系は人気ほど信頼できないだろう。

 ブエナビスタは母父ノーザンダンサー系、SS系×長距離型の配合で問題はないし、ドリームジャーニーも現に昨年勝っているのだから今年も有力。双方とも絶対とは言い切れないが、馬券から外す理由もなさそうだ。

 マイネルキッツの配合も及第点で、人気を落とすほど買いたい馬。いっぽうジャガーメイルはノーザンダンサーの血が薄く、配合的にも条件をクリアしていない。

 馬券的にはドリームジャーニーとブエナビスタを軸に「ノーザンダンサーの血を持つ人気薄で、父スタミナ型×母父マイル型、または父SS系×母父長距離型、父スピード型×母父ダート型」というタイプに手広く流すのがいいのではないだろうか。

【ドリームジャーニーの血統表】

ドリームジャーニーの血統表

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