JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場
レース回顧


アドマイヤムーン、雨のグランプリを豪快に切り裂く!


G1ウイナー7頭が揃う豪華メンバーで行われた第48回宝塚記念は、岩田康誠騎手騎乗の5番人気アドマイヤムーンが優勝。強い雨でドロが跳ね上がる馬場だったが、豪快に外から差し切った。勝ち時計は2分12秒4。今年のドバイデューティーフリー続き、G1は2勝目。日本国内でのG1は初制覇となった。

2着は半馬身差で石橋守騎手騎乗の2番人気メイショウサムソン。3着は2馬身半差で武豊騎手騎乗の4番人気ポップロック。


重馬場に加え、ハイペースで出入りが激しい展開


天気予報通り朝方から雨が降りだし、馬場状態は徐々に悪化。走るとドロが跳ね上がる重馬場での一戦となった。スタートは全馬ほぼ互角。大外から18番ローエングリンが気合をつけて内に切れ込みながら前へ。逃げ宣言をしていた10番アドマイヤメインは、ジョッキーに押して押して前へ促されるが、ローエングリンがハナを奪った。アドマイヤメインは2番手。3番手に15番アサクサキングス、4番手に14番シャドウゲイト。以下は固まるように1番人気2番ウオッカは中団の内、その外目に17番メイショウサムソン、6番アドマイヤムーンは後方からレースを進めた。

 ローエングリンの前半1000m通過は57秒5。今開催の阪神はレコード連発の高速馬場とはいえ、重馬場でこのラップは超ハイペース。同馬を追走していた先行馬も軒並み苦しくなる展開。3コーナー過ぎから中団待機の馬が動きはじめ、馬群が前の方でギュッと凝縮。非常に出入りが激しくなった。中でも7番カワカミプリンセスが、馬群の間を抜けながら早めに進出。直線入り口で先頭に立った。

 ウオッカは直線外目に持ち出す構えも、4コーナーのカーブで窮屈になり、仕方なく最内に進路。ウオッカを被せるように外をマクリに行ったメイショウサムソンが、直線外へ。また、同馬を直後でピッタリマークしていたアドマイヤムーンがさらに外へ行った。

 直線入り口では、その他の馬も含め比較的横一線に広がったが、脚色が良かったのは外の2頭。メイショウサムソンとアドマイヤムーン。直線半ばからは、メイショウサムソンと、その外に併せたアドマイヤムーンとの激しい叩き合い。軍配は外。アドマイヤムーンがメンバー中最速の上がり36秒2の鋭い決め手で、最後は半馬身抜けた。

京都記念を彷彿させる道悪での豪快な末脚


アドマイヤムーンは3走前の京都記念を彷彿させるような、道悪での豪快な末脚。馬場も味方したが、地力も確実にアップ。3歳時に掴めなかった大きなタイトルをようやく獲得した。2着のメイショウサムソンは勝ち馬にマークされた分、やや厳しかったか。それでも底力は示した。3着のポップロックは、願ってもない道悪だったが、上位2頭が動いた時に動けず、勝ち負けまでは加われなかった。

 注目の3歳牝馬ダービー馬ウオッカは8着に敗退。今回、テンからかなり速いペースになり、道中も各馬の出入りが極めて激しかった。これまで経験したことがない厳しい展開に加え、他馬との接触、直線で馬場の悪い内にを通ることになったのも痛かった。古馬と比較し、斤量は有利だったが、経験値の差は補えなかった。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN