G1特集 第46回 高松宮記念G1特集 第46回 高松宮記念

歴代優勝馬ピックアップ

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スピードとタフさを兼備した快足馬
2014年 コパノリチャード

歴代優勝馬ピックアップ

前走阪急杯を快勝し、高松宮記念へと乗り込んだコパノリチャード。不良馬場をものともしないタフさを示して念願のG1初制覇を飾った。

順調な滑り出しも大レースは勝てず

父は名マイラーのダイワメジャー。姉コパノオーシャンズは1400mの朱鷺S勝ち馬で、近親には福島民友C1着など6ハロン戦で活躍したコパノフウジンがいる。そんな自身の体内に詰まったスピードをコパノリチャードはデビューから遺憾なく発揮した。

2歳11月の新馬戦は2馬身差で逃げ切り勝ち。2戦目の千両賞ではカオスモスの2着に敗れたものの、続く白梅賞では後続を5馬身突き放し、さらにアーリントンCではカオスモスやラブリーデイを降して重賞制覇。順調にキャリアを伸ばしていった。

ただ、そこから3歳暮れまでは6戦1勝とやや停滞。スワンSで重賞2勝目をマークした一方、皐月賞13着、NHKマイルC8着、マイルCS4着など、大レースでは自慢の逃げ脚を見せながら沈むケースが多かった。

不良馬場をものともしない快勝劇

それでも潜在的なスピードは超一流。4歳初戦の阪急杯ではサンカルロ以下を4馬身差で完封し、コパノリチャードは意気揚々と第44回高松宮記念へ乗り込むことになる。

雨は上がったものの、芝コンディションは不良。だが、コパノリチャードは単純なスピードだけでなく、荒れた馬場を押し切るタフさをも示してこれを克服する。

エーシントップの逃げを見ながら好位を進み、直線では馬場の真ん中をスパート。エーシントップを競り落とし、スノードラゴンやストレイトガールの猛追も振り切る。最後は3馬身差、鞍上のM.デムーロ騎手が両手を広げながらゴールするという、完勝のG1初制覇だった。