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サニングデール 21戦目でつかんだGIの勲章[2004年]

短距離で勝ち星を積み上げ、03年は2着

 短距離馬にとっての春の大一番・高松宮記念。サニングデールは、このレースを勝つのにふさわしいプロフィールの持ち主だった。

 2001年の秋、中京の芝1200mで迎えたデビュー戦では、後の重賞ウィナー・ダンツジャッジに2馬身の差をつける逃げ切り勝ち。3戦目の橘Sでも逃げ切ってキーンランドスワンを2馬身半突き放してみせた。

 その後も、ファルコンS、函館スプリントS、CBC賞と、1200m戦で着々と勝ち星を積み重ねる。その過程で、スピード一辺倒のレースだけではなく、差す脚も身につけていった。そして2003年・第33回高松宮記念ではビリーヴの2着に。間違いなくサニングデールは、この時期のスプリント戦線におけるトップクラスの1頭だった。

確かな血統と実績もスランプが…

サニングデール写真

 父はウォーニング。サセックスSやクイーンエリザベスU世Sを制したイギリスの名マイラーだ。その父はノウンファクト。こちらもミドルパークSや英2000ギニーを勝ったスピード馬である。

 母カディザデーは未勝利馬だが、この血統からは英ダービー馬カヤージが出ており、カディザデーの父ダルシャーンは仏ダービー馬。いわばサニングデールは、父方のスピードを母方のスタミナで支える、そんな血筋だったといえるだろう。

 その確かな血統と実績で引き続き上昇していくと思われたサニングデールだったが、ここからは、京王杯スプリングCが7着、スワンSが6着など掲示板にも載れない日々を過ごすことになる。

強さが結実した瞬間

 ようやく立ち直りを見せたのは、翌2004年、5歳になってからのこと。シルクロードSが3着、阪急杯では久々の勝利と復活。前年2着に終わった雪辱を期して、第34回高松宮記念に臨んだのである。

 ヒヤヒヤとさせる、けれど鮮やかなレースぶりだった。

 快速馬ギャラントアローが飛ばし、これにテンシノキセキら好位勢も続いて速いラップが刻まれる。中団を追走したサニングデールは、直線では外からグンと加速。先行馬たちを一気に交わしてゴールへと向かう。そこへ前年の短距離王デュランダルが猛然と追い込んできたが、これをクビ差凌ぎ切って、見事に勝利をつかみ取ってみせた。

 数々のスプリント重賞で、さまざまな走りを試みながら身につけた「この距離での強さ」が結実した瞬間だった。

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