JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

フラワーパーク スピードの神に愛された馬[1996年]

春のスプリントGI創立の年

 それまで夏季の中距離GIIとしておこなわれていた高松宮杯(現・高松宮記念)が、春のスプリントGIとして生まれ変わったのは1996年。初代優勝馬が、快足ニホンピロウイナーを父に持つ牝馬フラワーパークだ。レースぶり同様、スピードの神に愛されたかのような競走生活を送った馬である。

デビュー半年で重賞制覇

フラワーパーク写真

 骨折のためデビューは遅れ、フラワーパークがようやくターフに姿を現したのは3歳10月のこと。この一戦を10着と大敗したフラワーパークだったが、2戦目に勝利をあげると同時に快進撃をスタートさせる。

 つづく500万下・恵那特別では、2着を4馬身も突き放す逃げ切り勝ち。900万下の千種川特別も難なく逃げ切ってしまう。明けて4歳となり、準オープンを3着、1着と2戦で突破。初のオープン挑戦となった陽春Sでも、スピード能力では当時トップクラスのエイシンワシントンから1馬身4分の1差2着と大健闘を見せた。

 4月のシルクロードSは圧巻の競馬。前年のスプリンターズS優勝馬ヒシアケボノのほか、ヤマニンパラダイス、エイシンワシントン、ドージマムテキといった難敵を一蹴し、初の重賞制覇を果たす。

 フラワーパークはたった半年で、スプリント戦線の有力馬の1頭として数えられるまでに急成長を遂げたのであった。

いまなお残るコースレコード

 そして迎えたのがGI、高松宮杯。ヒシアケボノやビコーペガサスら短距離路線の強豪に加え、三冠馬ナリタブライアンまでも出走、大きな注目を集めた一戦だ。

 が、結果はフラワーパークの完勝に終わる。逃げたスリーコースを離れた2番手でマークしたフラワーパークは、早くも3コーナーで先頭に踊り出る。後続各馬の手綱が激しく動くのに対し、まだ持ったままだ。そして直線でスパート態勢に移ると、後続をグイっと引き離して独走。1分7秒4という、いまなお残るレースレコードでGI初挑戦初制覇を果たす。前半3ハロンを33秒3で飛ばし、上がり3ハロンも推定34秒1というメンバー中最速のタイムを記録したのだから、どんな馬でも追いつける道理はなかった。

 デビューからわずか7か月、204日での古馬GI制覇はJRA史上最速の大偉業。この年、秋のスプリンターズSも制してJRA賞最優秀短距離馬および最優秀父内国産馬に選出されたフラワーパークは、まさにスピードの神に愛された馬だったといえるだろう。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN