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第44回 高松宮記念特集 2012年4月30日(日)15時40分発走 中京競馬場 芝1200m

注目は母系が優秀なコパノリチャード!

1)サンデーサイレンス系が大威張りのレース

  過去10年の高松宮記念では、父サンデーサイレンス系の成績が勝利数でも勝率でも突出している。対してナスルーラからのラインはサッパリ。昨年はキングカメハメハ産駒ロードカナロアが強いレースで勝ったものの、ミスタープロスペクター系の成績はあまり良くないのが実情だ。

父馬の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 6回 3回 3回 47頭
12.8%
19.1%
25.5%
その他のヘイルトゥリーズン系 0回 3回 1回 20頭
0.0%
15.0%
20.0%
ノーザンダンサー系 2回 2回 2回 39頭
5.1%
10.3%
15.4%
ミスタープロスペクター系 1回 2回 3回 29頭
3.4%
10.3%
20.7%
ナスルーラ系 0回 0回 1回 31頭
0.0%
0.0%
3.2%
その他の系統 1回 0回 0回 11頭
9.1%
9.1%
9.1%

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)母の父ではノーザンダンサーとナスルーラの血に注目

 母の父の系統別成績を見ても優秀な血統と勝てない血が明白。偏った傾向を示すレースだ。

母父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 0回 1回 2回 18頭
0.0%
5.6%
16.7%
その他のヘイルトゥリーズン系 0回 1回 2回 9頭
0.0%
11.1%
33.3%
ノーザンダンサー系 5回 3回 3回 64頭
7.8%
12.5%
17.2%
ミスタープロスペクター系 0回 3回 0回 31頭
0.0%
9.7%
9.7%
ナスルーラ系 3回 0回 1回 23頭
13.0%
13.0%
17.4%
その他の系統 2回 2回 2回 32頭
6.3%
12.5%
18.8%

 連対馬のべ20頭のうち、父・母父ともヘイルトゥリーズン系でもノーザンダンサー系でもないという馬はサニングデールだけ。サンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系という配合は3勝・2着2回・3着2回で勝率12.5%をマークしている。母父ナスルーラ系の“勝ち切る力”にも注目したい。

 総合すれば、父はサンデーサイレンス系かノーザンダンサー系、母父はノーザンダンサー系とナスルーラ系といった配合を重視したいところだ。

3)今後は大きく傾向が変化していく可能性も

 2011年は阪神での開催で、近2年はリニューアルされた新生・中京競馬場が舞台。新しい中京はコーナーが下り坂、直線は400m以上、その途中に急坂アリと劇的なまでの変化を遂げている。

 2012年〜2014年3月16日までの中京・芝1200m戦を調べてみると、種牡馬系統別の勝率ナンバー1はミスタープロスペクター系、ワースト1はノーザンダンサー系。長らく不振だったミスタープロスペクター系からロードカナロアという勝ち馬が出たのも、ひょっとすると「新しい中京だからこそ」といえるのかもしれない。

 母の父の系統別勝率ナンバー1はサンデーサイレンス系で、ワースト1はその他のヘイルトゥリーズン系。今後、ニュー中京ならではのこうした血統的傾向が積み上げられていく可能性も否定できないのではないだろうか。

4)母の血が重要だ

 連対馬は、母系の優秀さにも目を奪われる。母が未勝利・未出走、祖母も未勝利、近親にたいした馬がいない……。そんな血統の馬が勝ち負けに持ち込むことは、かなり厳しいのではないだろうか。また連対馬の母父が輸入種牡馬ばかりという点にも注意しておきたい。

連対馬 母系の成績
サニングデール 母の兄は英愛ダービー馬Kahyasi
デュランダル 兄は中日スポーツ賞4歳S勝ち馬サイキョウサンデー/母は4勝
アドマイヤマックス 母ダイナシュートは重賞3勝/近親に重賞勝ち馬多数
キーンランドスワン 祖母は米G1馬Comedy Act
オレハマッテルゼ 姉は重賞2勝のエガオヲミセテ/祖母はオークス馬ダイナカール
ラインクラフト 祖母はダイナシュート/近親にアドマイヤマックス
スズカフェニックス 母の兄に英ダービー馬ドクターデヴィアスと高松宮杯勝ち馬シンコウキング
ペールギュント 母ツィンクルブライドは桜花賞2着/祖母デビルズブライドは米G3勝ち馬
ファイングレイン 母は3勝/母の姉は愛オークス馬Pure Grain
キンシャサノキセキ 母の兄はリュパン賞勝ち馬グルームダンサー/曾祖母はパリ大賞勝ち馬Lady Berry
ローレルゲレイロ 5代母は天皇賞勝ち馬クリヒデ/祖母モガミヒメは東京3歳優駿2着
スリープレスナイト 母は3勝/祖母は愛1000ギニー勝ち馬Katies/近親にヒシアマゾン
ビービーガルダン 近親にニュージーランドダービー勝ち馬Wahid
サンカルロ 母は3勝/祖母は伊1000ギニー勝ち馬ミスセクレト
カレンチャン 母は6勝/兄は京阪杯勝ち馬スプリングソング
ロードカナロア 母は5勝/祖母は米G1勝ち馬サラトガデュー
ドリームバレンチノ 母コスモヴァレンチは小倉2歳S勝ち馬

結論

 過去10年のデータからは、父サンデーサイレンス系×母父ノーザンダンサー系かナスルーラ系、新・中京データからは父ミスタープロスペクター系×母父サンデーサイレンス系が狙い目か。軽視したいのは、種牡馬ではサンデーサイレンス系以外のヘイルトゥリーズン系とナスルーラ系、母の父ではサンデーサイレンス系以外のヘイルトゥリーズン系とミスタープロスペクター系だ。

 また母系には、最低でもG3級、できればG1クラスのスケールを感じさせてほしい。

 今年の登録馬には父ミスタープロスペクター系×母父サンデーサイレンス系という配合の馬は見当たらないので、父サンデーサイレンス系×母父ノーザンダンサー系かナスルーラ系をピックアップすることになる。

 ダイワメジャー産駒で母父トニービン、四代母が英オークス馬というコパノリチャードが筆頭。ハクサンムーンは父アドマイヤムーン×母父サクラバクシンオーで“なくはない”といったところだが、レディオブオペラは母父ミスタープロスペクター系、サンカルロやスマートオリオンは父が「その他のヘイルトゥリーズン系」で勝つまでは厳しいだろう。

【コパノリチャードの血統表】

コパノリチャードの血統表

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