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第42回 高松宮記念特集 2012年3月25日(日)15時40分発走 中京競馬場 芝1200m

サンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系の良血馬に注目

1)サンデーサイレンスかノーザンダンサーの血が必須

 過去10年の高松宮記念では、父ヘイルトゥリーズン系の成績が突出。母父ではノーザンダンサー系が他を大きくリードしている。かなり偏った傾向を示すレースのひとつだ。

1着 2着 3着 勝率 連対率 複勝率
ヘイルトゥリーズン系 
7回 4回 5回
11.9%
18.6%
27.1%
ノーザンダンサー系
1回 2回 2回
2.5%
7.5%
12.5%
ナスルーラ系
1回 1回 1回
2.9%
5.7%
8.6%
ミスタープロスペクター系
0回 2回 2回
0.0%
7.1%
14.3%
その他の系統
1回 1回 0回
6.3%
12.5%
12.5%

母の父 1着 2着 3着 勝率 連対率 複勝率
ヘイルトゥリーズン系
0回 2回 4回
0.0%
10.5%
31.6%
ノーザンダンサー系
6回 4回 3回
8.1%
13.5%
17.6%
ナスルーラ系
2回 1回 0回
8.7%
13.0%
13.0%
ミスタープロスペクター系
0回 1回 0回
0.0%
4.0%
4.0%
その他の系統
2回 2回 3回
5.4%
10.8%
18.9%

 重視すべきは、やはりヘイルトゥリーズンとノーザンダンサーの血。連対馬のべ20頭のうち、どちらの血も持たないのはサニングデールだけ。そのサニングデールも父ウォーニングにはヘイルトゥリーズンの血が入っている。

 いっぽう意外とさえないのは、父としても母の父としても10年間未勝利のミスタープロスペクター系。ナスルーラ系も、スプリント戦では強いはずのサクラバクシンオーを擁しながら伸び悩んでいるといえる。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)大きく傾向が変わる可能性も

 昨年は阪神競馬場での実施、今年は新生・中京競馬場での開催。しかもニュー中京コースは、コーナーが下り坂、直線は400mオーバー、その途中に急坂アリと、劇的なまでの変化を遂げている。過去の傾向から大きく外れる結果となっても何ら不思議はないと考えるべきだろう。

 ちなみに新生・中京の芝1200m戦は、まず1000万下特別で父サクラバクシンオー×母父ミルジヨージのダイメイザクラが好位から差し切り勝ち。続いて500万下特別でサクラバクシンオー×サンデーサイレンスのイトククリがやはり好位から勝利し、2着にもサクラバクシンオー産駒が入った。さらに未勝利戦ではウォーエンブレム×サンデーサイレンスのマジッククレストが直線一気を決めている。

 高松宮記念で振るわなかったサクラバクシンオーとミスタープロスペクター系が好調で、ますます予想は難しくなってくる。

3)やはりガラリと変わるのか

 3歳以上・4歳以上/準オープン〜重賞の芝1200mにおいて、どの系統の勝率がもっとも高いのか。競馬場ごとに調査・整理してみた(2000年〜2011年まで)。

競馬場 父馬 母父
札幌 ノーザンダンサー系 その他の系統
函館 ミスタープロスペクター系 ミスタープロスペクター系
福島 ノーザンダンサー系 ノーザンダンサー系
中山 ノーザンダンサー系 ノーザンダンサー系
旧・中京 ヘイルトゥリーズン系 ノーザンダンサー系
京都 ナスルーラ系 ヘイルトゥリーズン系
阪神 ミスタープロスペクター系 ミスタープロスペクター系
小倉 ヘイルトゥリーズン系 ミスタープロスペクター系

 こうして見ると、東日本では父ノーザンダンサー系が強く、パワーのいる函館と阪神ではミスタープロスペクター系が好調、旧・中京/京都/小倉はそれぞれ独自の傾向を示している、といった感じだ。

 逆にいえば、コースがガラリと変わったぶん、中京従来の独自性=ヘイルトゥリーズン系×ノーザンダンサー系は、むしろ“もうない”と考えるべきなのかもしれない。

4)母の血が重要だ

 連対馬は、母系の優秀さにも目を奪われる。母が未勝利・未出走、祖母も未勝利、近親にたいした馬がいない……。そんな血統の馬が勝ち負けに持ち込むことは、かなり厳しいのではないだろうか。

 また連対馬の母父が輸入種牡馬ばかりという点にも注意しておきたい。

馬名 母馬 母馬の戦績/母馬の近親・血統
ショウナンカンプ
ショウナングレイス
2勝/メジロマックイーンなどを出したアサマユリ系
アドマイヤコジーン
アドマイヤマカディ
不出走/母は英1000ギニー勝ち馬ミセスマカディー
ビリーヴ
グレートクリスティーヌ
米1勝/姉は米年度代表馬レディーズシークレット
サニングデール
カディザデー
未勝利/兄は英ダービー馬カヤージ
デュランダル
サワヤカプリンセス
4勝/近親に米G1馬スペルバウンド
アドマイヤマックス
ダイナシユート
重賞3勝/近親に重賞勝ち馬多数
キーンランドスワン
トゥアクト
未勝利/母は米G1馬コメディアクト
オレハマッテルゼ
カーリーエンジェル
未勝利/母はオークス馬ダイナカール
ラインクラフト
マストビーラヴド
未勝利/母は重賞3勝のダイナシュート
スズカフェニックス
ローズオブスズカ
不出走/兄は英ダービー馬ドクターデヴィアス
ペールギュント
ツィンクルブライド
桜花賞2着/母は米で9勝のデビルズブライド
ファイングレイン
ミルグレイン
3勝/姉は愛オークス馬ピュアグレイン
キンシャサノキセキ
カルトシャーン
不出走/兄はリュパン賞勝ち馬グルームダンサー
ローレルゲレイロ
ビッグテンビー
1勝/先祖は天皇賞・秋の勝ち馬クリヒデ
スリープレスナイト
ホワットケイティーディド
英仏3勝/母は愛2000ギニー勝ち馬ケイティーズ
ビービーガルダン
オールザチャット
海外2勝うち重賞1勝
サンカルロ
ディーバ
3勝/母は伊1000ギニー勝ち馬ミスセクレト

結論

 はっきりいって「コース形態が変わったため血統的傾向も大きく変わる可能性がある」としかいえない一戦。それでも無理に狙いどころをヒネリ出すなら、こうなる。

 ○旧・中京とも他の競馬場ともまったく異なる独自性を示すはず
 ○いっそ父ヘイルトゥリーズン系は軽視
 ○母父ノーザンダンサー系も疑ってかかる
 ○ただし母系は優秀であることが重要
 ○母父は輸入種牡馬

 以上の条件でロードカナロア、サンカルロ、ジョーカプチーノ、マジンプロスパー、札幌型のワンカラットなどが消える。残りの馬を母系の優秀さに注意して見ていくと、浮かび上がってくるのが現スプリント女王のカレンチャンだ。

 相手には、新・中京でのサクラバクシンオーの好調ぶりに期待してダッシャーゴーゴーとサンダルフォン、ミスタープロスペクター系×サンデーサイレンスのグランプリエンゼルをあげておこう。

【カレンチャンの血統表】

カレンチャンの血統表

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