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第41回 高松宮記念特集 2011年3月27日(日)15時40分発走 阪神競馬場 芝1200m

サンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系の良血馬に注目

1)サンデーサイレンスかノーザンダンサーの血が必須

 過去10年の連対馬のべ20頭のうち、サンデーサイレンス産駒が4勝・2着2回、フジキセキ産駒が2勝・2着1回、母の父サンデーサイレンスが2着1回と、SSの血を持つ馬が計10連対で半数を占めている。

 それを上回るのがノーザンダンサー系。父ノーザンダンサー系の馬が1勝・2着3回、母の父ノーザンダンサー系の馬は6勝・2着4回で、こちらは「母の父として重要」というイメージだ。

 20頭のうち、父または母父がサンデーサイレンス系でもノーザンダンサー系でもないという馬は4頭だけ。どちらかの血は絶対に欲しいところだ。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)やはりヘイルトゥリーズン系とノーザンダンサー系が安定

 より詳しく出走馬の系統別成績を見ると以下の通りとなる。

  系統 1着 2着 3着 勝率 連対率 複勝率
ヘイルトゥリーズン系
6回 3回 4回
11.3%
17.0%
24.5%
ノーザンダンサー系
1回 3回 3回
2.3%
9.1%
15.9%
ミスタープロスペクター系
1回 2回 2回
3.0%
9.1%
15.2%
ナスルーラ系
1回 1回 1回
3.1%
6.3%
9.4%
その他
1回 1回 0回
5.6%
11.1%
11.1%
母の父
ヘイルトゥリーズン系
0回 3回 4回
0.0%
16.7%
38.9%
ノーザンダンサー系
6回 4回 3回
8.1%
13.5%
17.6%
ミスタープロスペクター系
0回 0回 0回
0.0%
0.0%
0.0%
ナスルーラ系
2回 1回 0回 7.7%
11.5%
11.5%
その他
2回 2回 3回 5.3%
10.5%
18.4%

 もちろんヘイルトゥリーズン系のほとんどがサンデーサイレンス。父としても母の父としても安定した成績で、得意のマイル〜中長距離の瞬発力勝負だけでなく、スプリント戦でのスピード競馬にも対応可能であるところを見せている。

 ノーザンダンサー系は出走数の多さで成績を稼いでいるイメージもあるが、自信も高松宮記念勝ち馬であるキングヘイローや、Danzig、Lyphardなど、スピードタイプの種牡馬に注目しなければならないことは確かだ。

 意外とさえないのがミスタープロスペクター系。父としてはともかく、母の父としてはまったく活躍できていない。

 ナスルーラ系も伸び悩み。スプリント戦では頼みの綱であるはずのサクラバクシンオーが、産駒は14戦1勝・3着1回と不振だ。

3)母の血が重要だ

 連対馬は、母系の優秀さにも目を奪われる。姉に米年度代表馬のいるグレートクリスティーヌ(ビリーヴの母)など、なかなかの血統ぞろいだ。

 母が未勝利・未出走、祖母も未勝利、近親にたいした馬がいない。そんな血統の馬が勝ち負けに持ち込むことは、かなり厳しいのではないだろうか。

年度 馬名 着順 母馬 母馬の戦績/母馬の近親・血統
2001
トロットスター
1
カルメンシータ
3勝/母グロウデイクは未勝利
2001
ブラックホーク
2
シルバーレーン
米3勝/弟は米G1馬ホークスター
2002
ショウナンカンプ
1
ショウナングレイス
2勝/メジロマックイーンなどを出したアサマユリ系
2002
アドマイヤコジーン
2
アドマイヤマカディ
不出走/母は英1000ギニー勝ち馬ミセスマカディー
2003
ビリーヴ
1
グレートクリスティーヌ
米1勝/姉は米年度代表馬レディーズシークレット
2003
サニングデール
2
カディザデー
未勝利/兄は英ダービー馬カヤージ
2004
サニングデール
1
カディザデー
未勝利/兄は英ダービー馬カヤージ
2004
デュランダル
2
サワヤカプリンセス
4勝/近親に米G1馬スペルバウンド
2005
アドマイヤマックス
1
ダイナシユート
重賞3勝/近親に重賞勝ち馬多数
2005
キーンランドスワン
2
トゥアクト
未勝利/母は米G1馬コメディアクト
2006
オレハマッテルゼ
1
カーリーエンジェル
未勝利/母はオークス馬ダイナカール
2006
ラインクラフト
2
マストビーラヴド
未勝利/母は重賞3勝のダイナシュート
2007
スズカフェニックス
1
ローズオブスズカ
不出走/兄は英ダービー馬ドクターデヴィアス
2007
ペールギュント
2
ツィンクルブライド
桜花賞2着/母は米で9勝のデビルズブライド
2008
ファイングレイン
1
ミルグレイン
3勝/姉は愛オークス馬ピュアグレイン
2008
キンシャサノキセキ
2
カルトシャーン
不出走/兄はリュパン賞勝ち馬グルームダンサー
2009
ローレルゲレイロ
1
ビッグテンビー
1勝/先祖は天皇賞・秋の勝ち馬クリヒデ
2009
スリープレスナイト
2
ホワットケイティーディド
英仏3勝/母は愛2000ギニー勝ち馬ケイティーズ
2010
キンシャサノキセキ
1
カルトシャーン
不出走/兄はリュパン賞勝ち馬グルームダンサー
2010
ビービーガルダン
2
オールザチャット
海外2勝うち重賞1勝

4)阪神ならではの穴馬が潜む

 中京競馬場の工事にともない、今年は阪神競馬場での開催となる高松宮記念。そこで阪神の芝1200m重賞(阪急杯とセントウルS)における過去10年の結果も調べておきたい。

  系統 1着 2着 3着 勝率 連対率 複勝率
ヘイルトゥリーズン系
5回 1回 5回
10.0%
12.0%
22.0%
ノーザンダンサー系
2回 4回 2回
3.6%
10.9%
14.5%
ミスタープロスペクター系
1回 1回 1回
4.8%
9.5%
14.3%
ナスルーラ系
4回 4回 3回
9.1%
18.2%
25.0%
その他
2回 4回 3回
6.7%
20.0%
30.0%
母の父
ヘイルトゥリーズン系
1回 2回 0回
8.3%
25.0%
25.0%
ノーザンダンサー系
6回 6回 4回
7.6%
15.2%
20.3%
ミスタープロスペクター系
3回 2回 2回
11.1%
18.5%
25.9%
ナスルーラ系
3回 3回 5回
7.1%
14.3%
26.2%
その他
1回 1回 3回
2.5%
5.0%
12.5%

 父では、ヘイルトゥリーズン系の強さは変わらないが、ナスルーラ系、その他の系統が成績を伸ばしていることがポイント。母の父では、高松宮記念ではまったくダメだったミスタープロスペクター系が急進している。このあたりに穴馬が潜んでいるかもしれない。

結論

 狙い目は「サンデーサイレンスかノーザンダンサー、またはその両方の血を持ち、母系から重賞級の馬が出ていること」ということになりそうだ。

 父がサンデーサイレンス系のマンハッタンカフェ、母の父がノーザンダンサー系のフサイチコンコルドというジョーカプチーノが一番手。3代母ジヨーバブーンは計7勝、重賞でも連対のある馬で、母系の血統も悪くない。

 もちろん昨年の勝ち馬キンシャサノキセキも有力。レッドスパーダは父がヘイルトゥリーズン系、母の父がノーザンダンサー系、近親に米年度代表馬カーリンで侮れない。

 が、もっとも注目すべきは、父がサクラバクシンオー、母の父がミスタープロスペクター系のMiswaki、近親にカナダの重賞クラスがいるというダッシャーゴーゴー。中京なら苦しいが、阪神ならではという配合だ。

【ダッシャーゴーゴーの血統表】

ダッシャーゴーゴーの血統表

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