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春を告げる電撃の6ハロン 中京芝1200m〔Aコース〕

コース図6日間開催でAコースを使用

 2回中京開催の最終日(6日目)のAコースを使用。本競走が3月に行われるようになった00年以降は一貫してBコースが使われており、例年の状況とは異なっている。今年は函館競馬場のスタンド工事という特殊な事情から、すでに今年に入り中京で1開催使われているのが大きな特徴だ。ただし、前年末の3回開催、今年の1回開催、そして今開催ともにそれぞれ6日間開催で、開催日程は通常より短くなっている。昨年の本競走は10日間連続開催の最終日ということを考えると、今年だけがとりわけ使い込まれているという感じではない。

  しかし、今開催は雨の影響があり、先週行われた準OPの芝1200m・トリトンSは1分09秒7の時計(稍重)。土曜日の1000万クラス(鈴鹿特別)が1分09秒0なので、良馬場ならばそこそこの時計は見込めそうだが、昨年の本競走(1分07秒1)ほどの高速時計決着にはならないのではないだろうか。

レース写真(中京芝1200m)内側の狭いところから抜けられるか

  スタート地点は2コーナー奥のポケット。3コーナーにある緩い丘に向かい、スタートから一直線。Aコース使用時は3コーナーまで約487mの距離がある。また、Aコース時の幅員は28m。Bコース時(25m)のフルゲート(18頭)の際は、左右に非常に窮屈なので、少しは緩和されることになる。

  本競走における過去10年の枠順別成績は、5枠以外のすべての枠で優勝馬が出ていて、連対率も3枠以外は10〜15%。特別成績が悪い枠もなければ、突出して成績がいい枠もない。ただし、今年は冒頭に述べたようにAコースを使用。昨年末から年明けの開催にかけてBコースとCコースを使用し、今回開催に向けてAコースを温存した形。先週のレースを見ても、内側の狭いところから馬が抜けてくるシーンがあった。

ハイペース必至で差しも決まる

  前半の600mは速ければ32秒台に突入。平均は33秒台前半で、コース形態上、テンから速いペースで流れやすい。3コーナーから4コーナーにかけては緩い下り坂。一応、スパイラルカーブにはなっているが、そこは小回りのローカル。中京はコーナーの角度自体がかなり厳しいため、目一杯に加速しての追走では外に振られやすい。

  しかし、差し・追い込み馬と目されている馬でも、スタートさえ決まれば3〜4コーナーの途中から動いて外からマクリ差しを決めることが可能。そうなった場合、テンの3ハロンのスピードよりも上がり3ハロンの速さ・末脚の鋭さが武器になる。その際にはマイルぐらいの距離をこなせるスタミナが必要。05年の優勝馬アドマイヤマックスや07年の優勝馬スズカフェニックスは、マイル路線からの転戦馬。昨年の優勝馬ファイングレインも、3歳時にはNHKマイルCで2着に好走した馬だった。

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