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高松宮記念特集
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サンデーサイレンス系の良血馬に注目

1)SSの血が席捲

 過去10年の連対馬のべ20頭のうち、サンデーサイレンス産駒が7頭、母の父サンデーサイレンスという馬が1頭、フジキセキ産駒が2頭と、SSの血を持つ馬が計10頭で半数を占める。特にこの4年は圧倒的な成績だ。

 かつては「中長距離の瞬発力勝負向き」としてスプリント戦でのスピード競馬には疑問を持たれていたサンデーサイレンスだが、いまや中心勢力と見ていい存在である。

[過去10年の連対馬の父と母父]

過去10年の連対馬の父と母父

2)ノーザンダンサーも侮れないが、ミスプロは……

 サンデーサイレンス以上に重要なのがノーザンダンサーの血。父または母の父がノーザンダンサー系という馬は11頭にものぼる。

 凱旋門賞馬ダンシングブレーヴの名前も見えるが、一応はダンチヒやリファールなど、ノーザンダンサー系の中でもスピード寄りの種牡馬が優位と見てよさそうだ。

 反面、意外と冴えないのがミスタープロスペクター系。シーキングザパール、トロットスター、キーンランドスワン、ラインクラフトと4頭の連対馬を出してはいるが、1勝・2着3回という数字は“スピード豊かな系統”として知られる割には、やや寂しい。

 また、条件級のスプリント戦では絶大な力を誇示するサクラバクシンオーも、高松宮記念ではショウナンカンプを出しただけ。1996年以来、6頭の産駒が計10回走って1勝・3着1回というのは、サンデーサイレンス産駒の22戦4勝・2着3回と比べるといかにも物足りない成績である。

3)母の血が重要だ

 連対馬は、母系の優秀さにも目を奪われる。母馬を見ると、世界的な名牝グッバイヘイロー、姉に米年度代表馬のいるグレートクリスティーヌを筆頭に、近親に活躍馬のいる牝馬がズラリ。目立った馬を出していないのはトロットスターの母カルメンシータ、マサラッキの母ローズエントリーくらいだが、この両馬にしても現役時に3勝をマークしている。

 母が未勝利・未出走、祖母も未勝利、近親にたいした馬がいない。そんな血統の馬が勝ち負けに持ち込むことは、かなり厳しい。

[母馬に関する表]

年度 馬名
着順
母馬 母馬の戦績/母馬の近親・血統
1999 マサラッキ    
1
ローズエントリー 3勝/母は3勝のシュウザンローレル
1999 シーキングザパール
2
ページプルーフ 米1勝/近親に種牡馬リファール
2000 キングヘイロー  
1
グッバイヘイロー 米G1を7勝/おじは種牡馬ラシアンルーブル
2000 ディヴァインライト
2
メルドスポート 不出走/姉は重賞勝ち馬シャダイコスモス
2001 トロットスター  
1
カルメンシータ 3勝/母グロウデイクは未勝利
2001 ブラックホーク  
2
シルバーレーン 米3勝/弟は米G1馬ホークスター
2002 ショウナンカンプ 
1
ショウナングレイス 2勝/メジロマックイーンなどを出したアサマユリ系
2002 アドマイヤコジーン
2
アドマイヤマカディ 不出走/母は英1000ギニー勝ち馬ミセスマカディー
2003 ビリーヴ     
1
グレートクリスティーヌ 米1勝/姉は米年度代表馬レディーズシークレット
2003 サニングデール  
2
カディザデー 未勝利/兄は英ダービー馬カヤージ
2004 サニングデール  
1
カディザデー 未勝利/兄は英ダービー馬カヤージ
2004 デュランダル   
2
サワヤカプリンセス 4勝/近親に米G1馬スペルバウンド
2005 アドマイヤマックス
1
ダイナシユート 重賞3勝/近親に重賞勝ち馬多数
2005 キーンランドスワン
2
トゥアクト 未勝利/母は米G1馬コメディアクト
2006 オレハマッテルゼ 
1
カーリーエンジェル 未勝利/母はオークス馬ダイナカール
2006 ラインクラフト  
2
マストビーラヴド 未勝利/母は重賞3勝のダイナシュート
2007 スズカフェニックス
1
ローズオブスズカ 不出走/兄は英ダービー馬ドクターデヴィアス
2007 ペールギュント  
2
ツィンクルブライド 桜花賞2着/母は米で9勝のデビルズブライド
2008 ファイングレイン 
1
ミルグレイン 3勝/姉は愛オークス馬ピュアグレイン
2008 キンシャサノキセキ
2
カルトシャーン 不出走/兄はリュパン賞勝ち馬グルームダンサー

4)純スプリント血統の不振

 3番人気以内に推されながら4着以下に敗れて期待を裏切った馬の血統も見てみよう。

 意外にも、サクラバクシンオー、ニホンピロウィナー、ダンチヒ、タイキシャトルなど、バリバリのスプリント血統が多い。サンデーサイレンスのような万能型血統にスピードだけで挑んでも勝てない、ということだろうか。

[3番人気以内に推されながら4着以下に敗れた馬の血統一覧(1996年以降)]

3番人気以内に推されながら4着以下に敗れた馬の血統一覧(1996年以降)

 以上のことから高松宮記念での狙い目を結論づけると「サンデーサイレンスかノーザンダンサー、またはその両方の血を持ち、母系から重賞級の馬が出ていること」ということになりそうだ。

 出てくれば有力なのがサンデーサイレンス産駒でシルクロードS2着のソルジャーズソング。母は3勝のアイリッシュカーリ(その父はカーリアン)で、シーキングザパールやリファールなどと同じ母系の出身だ。昨年の勝ち馬ファイングレインの復活にも注意しておきたい。

[ソルジャーズソングの血統表]

ソルジャーズソングの血統表

 

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