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サイレントウィットネス

デビューから17連勝
香港短距離三冠馬上陸

 残念ながら、今年のスプリンターズSに外国からの出走はなし。だが近年のこのレースを語るうえで、外国馬は欠かすことのできない存在だ。

 スプリンターズSが国際競走に指定されたのは1994年。当初から北米やヨーロッパの馬が参戦してきたが、慣れない「右回りの小回りコース」ということもあって、かなりの実績馬でも苦戦を強いられていた。好走例といえば1995年にゴドルフィンのソーファクチュアルが3着になった程度だ。

 風向きが変わったのは2004年から2005年にかけてのことである。まず2004年・第38回のレースで、香港のケープオブグッドホープがデュランダルとクビ差の3着と好走する。翌2005年の安田記念には、デビューから17連勝という世界記録を打ち立てた香港短距離三冠馬・サイレントウィットネスが上陸。決して適距離とはいえないマイル戦で勝ったアサクサデンエンとタイム差なしの3着と頑張って、「香港の短距離馬、侮りがたし」の印象を決定づけたのだった。

サイレントウィットネス写真外国馬初の1番人気馬が
期待にこたえて圧勝

 そして迎えた2005年・第39回スプリンターズS。得意とする距離に勇躍参戦したサイレントウィットネスは、スプリンターズSに出走した外国馬としては初の1番人気に支持される。このレースには日本の短距離王デュランダル、高松宮記念勝ち馬アドマイヤマックス、前年の覇者カルストンライトオらも出ていたのだが、これらを押しのけての1番人気だ。日本のファンが、いかにサイレントウィットネスの実力を認めていたかがわかる。

 レースでは、その期待に見事なまでに応えるサイレントウィットネスの姿があった。
飛ばしていくカルストンライトオやギャラントアローらの様子をうかがいながら、好位の外につけたサイレントウィットネス。4コーナーを3番手で回ると、そこからの脚色が圧巻だった。パワフルなストライドで一気に抜け出すと、大外を追い込んだデュランダルに1馬身4分の1差をつけて、鞍上・コーツィー騎手が立ち上がってガッツポーズを決めながらのゴール。この距離での強さをあらためて見せつけたのである。

香港が生んだ英雄
その最後の勇姿

 翌2006年も参戦、すでに7歳となって往時の勢いはなかったものの、それでも4着と奮闘したサイレントウィットネス。結局29戦18勝の戦績を残して引退したのだが、その18番目の勝ち鞍こそ、このスプリンターズSだったのである。

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