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ビリーヴ 上昇の末につかんだ新潟初のG1タイトル[2002年]

新潟初のG1で注目された3強

 新潟史上初となるG1は、2002年・第36回スプリンターズS。東京競馬場で改修工事が進められていたため、秋の競馬番組がイレギュラーな形となったことで実現した。その前年に新スタンドが完成、リニューアルを遂げたばかりの新潟競馬場は、今度はビッグレースの開催に盛り上がる。

 ファンが特に注視したのは3頭の強豪だった。まずは、サクラバクシンオーを父に持ち、春のスプリント頂上決戦・高松宮記念を逃げ切った快足馬ショウナンカンプ。さらには高松宮記念2着・安田記念1着で、長いスランプから脱し、輝きを取り戻したアドマイヤコジーン。そして、この実績馬たちを押さえて1番人気に支持されたビリーヴである。

緩やかな歩みから突如の本格化

ビリーヴ写真

 00年11月の2歳新馬戦で鮮やかなデビュー勝ちを決めたビリーヴだったが、その後は苦戦を強いられることになった。揉まれながら1つずつ勝ち星を積み上げ、1000万下条件を卒業したのは3歳11月のこと。02年シーズンには準オープンを辛抱強く戦い、4月にはやっとオープン入りを果たしたものの、京王杯スプリングC3着、テレビ愛知オープン7着と、上のクラスには壁があることを実感する。

 が、ふたたび準オープンに戻ると、佐世保Sを勝利し、北九州短距離Sも2馬身半差で快勝。セントウルSでは後続に4馬身差、レコードタイムまで叩き出して重賞初制覇を達成してしまう。

 4歳夏にして突如迎えた本格化。最大限の勢いに乗ってビリーヴは、大一番へと駒を進めてきたのである。

3強による壮絶な叩き合いの末に

 レースは期待に違わぬ熱戦となった。

 大外枠スタートのショウナンカンプが自慢のスピードを生かし、10秒台のラップを刻んで飛ばす。外から追随するのはアドマイヤコジーン。内からはビリーヴもすかさず好位に取りついていく。

 4コーナーから直線。早めに仕掛けられたアドマイヤコジーンが力任せにショウナンカンプを負かしにかかる。その直後にいたビリーヴも、体勢を切り替えてショウナンカンプと内ラチの間へと突っ込んでいった。人気3頭の壮絶な叩き合いは延々と続き、他の8頭は4馬身後方に置き去りだ。

 やがて突き抜けたのはビリーヴ。アドマイヤコジーンに半馬身つけてのゴールだ。上昇曲線の到達点には、新潟初のG1ウィナーという栄誉が待っていたのだった。

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