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指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
ファインニードル 126 94 90 89 89 90
レッドファルクス 125 101 98 98 海外 97
ダイアナヘイロー 121 92 88 86 80 84
ビッグアーサー 120 海外 93 98 100 89
セイウンコウセイ 118 90 101 97 96 89
ダンスディレクター 117 92 97 99 97 92
メラグラーナ 115 92 88 92 94 94
ワンスインナムーン 114 92 90 86 92 89
ラインミーティア 112 92 91 88 83 82
モンドキャンノ 110 91 84 66 84 80
フィドゥーシア 109 87 91 91 92 80
レッツゴードンキ 107 97 99 95 95 地方
スノードラゴン 103 88 92 地方 94 90
シュウジ 99 60 86 87 84 100
ネロ 93 88 83 89 100 96
ブリザード 海外 海外 海外 海外 海外

※フルゲート16頭。他にノボバカラら7頭が登録。

1)ZIの上位勢は大混戦

ZIのトップは126のファインニードルだが、その差はわずかだ。125でレッドファルクスが続き、117のダンスディレクターまでは数値10以内に6頭がひしめく大混戦となっている。実際に予想されるオッズも同様の傾向になりそうで、ふたを開けてみないと人気順は読みにくい。

2)補正タイムのトップはセイウンコウセイとレッドファルクス

前哨戦のセントウルSを含めた今年のサマースプリントシリーズの補正タイムは低い。今春の高松宮記念を制したセイウンコウセイと、昨年のスプリンターズSを勝っているレッドファルクス(指数は前走安田記念)が101でトップタイとなっている。G1馬の地力を評価すべきか。

3)上がり馬よりも実績馬に注目

その他のZIの上位勢では、ビッグアーサーとダンスディレクターの補正タイムが高い。前者は長期の休養明けで仕上がり具合がカギになりそうだが、やはり底力は侮れない。ダンスディレクターは今年のシルクロードSでセイウンコウセイに勝利している。上がり馬よりも実績馬に注目だ。

4)レッツゴードンキは高いレベルで安定

補正タイムだけ見ればシュウジ(昨年の阪神C)とネロ(昨年の京阪杯)が100をマークしている。近走が不振で必ず巻き返すとは保証できないが、大穴としては不気味な存在。ZIは低いながらも、レッツゴードンキも高いレベルで指数は安定している。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。