G1特集 第50回 スプリンターズステークスG1特集 第50回 スプリンターズステークス

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スプリンターズステークスとは?

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秋のG1シリーズの開幕を告げるスプリント王決定戦。勝つにはスピードだけでなく、強さも求められる。節目の50回目でチャンピオンに輝くのは?

日本初のスプリントG1

1967年に4歳(旧表記)以上のハンデキャップ重賞として創設。初回から中山競馬場・芝1200mを舞台に行われている。創設時は4歳以上の馬が出走できる唯一のスプリント重賞だった。84年のグレード制導入ではG3に格付けされ、87年にG2へと昇格した。

90年にスプリント路線のビッグレースを開催しようとする機運が高まり、日本初のスプリントG1へと昇格。施行時期もそれまでの3月から有馬記念の1週前へと移動。94年には国際競走に指定され、現在では外国馬は8頭まで出走可能だ。00年から現行の秋の中山開催最終週へと移動。現在では春の高松宮記念と並ぶスプリント王決定戦として定着している。05年からは「グローバルスプリントチャレンジ」に組み込まれており、本競走はその第8戦として行われる。

優勝馬はスピードと強さを兼備

レース名のとおり、快速自慢のスプリンターが集結。実績馬のみならず、サマースプリントシリーズを歴戦した上がり馬や香港を中心とする外国馬も参戦。一瞬たりとも目が離せない激戦が繰り広げられる。

そうしたスピード勝負を勝ち抜いた優勝馬には競馬史に残る王者が名を連ねている。サクラバクシンオー、タイキシャトル、ビリーヴ、デュランダル、ロードカナロア。昨年はストレイトガールが勝利。速さだけではなく、強さを兼備したチャンピオンを決める一戦だ。

史上5頭目の春秋制覇なるか

今回は外国馬の参戦はないものの、春の高松宮記念を制したビッグアーサーが参戦を予定している。前哨戦のセントウルSを快勝し、13年ロードカナロア以来となる史上5頭目の春秋スプリントG1制覇なるかが大きな見どころだ。

また、高松宮記念2着のミッキーアイル、アイビスSDの勝ち馬でサマースプリントシリーズの覇者ベルカント、CBC賞を豪快に差し切ったレッドファルクス、キーンランドCを勝利したブランボヌールらもスタンバイ。50回目の節目となるスプリンターズS、秋の中山で凱歌をあげるのははたしてどの馬だろうか。