G1特集 第49回 スプリンターズステークスG1特集 第49回 スプリンターズステークス

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スプリンターズステークスとは?

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秋のG1シリーズの開幕を告げるスプリント王決定戦。12年ぶりの新潟開催となった昨年はスノードラゴンが優勝。中山へ舞台が戻った今年、頂点に輝くのは?

日本初のスプリントG1

1967年に4歳(旧表記)以上のハンデキャップ重賞として創設。初回から中山競馬場・芝1200mを舞台に行われている。創設時は4歳以上の馬が出走できる唯一のスプリント重賞だった。84年のグレード制導入ではG3に格付けされ、87年にG2へと昇格した。

90年にスプリント路線の大レースを開催しようとする機運が高まり、日本初のスプリントG1へと昇格。施行時期も3月から有馬記念の1週前へと移動。94年には国際競走に指定され、現在では外国馬は8頭まで出走可能だ。00年から現行の秋の中山開催最終週へと移動。現在では春の高松宮記念と並ぶスプリント王決定戦として定着している。05年からは「グローバルスプリントチャレンジ」に組み込まれており、本競走はその第8戦として行われる。なお、昨年は新潟競馬場で行われたため、中山競馬場では2年ぶりの開催となる。

快速馬が繰り広げるスピード勝負

レース名のとおり、快速自慢のスプリンターが集結。実績馬のみならず、サマースプリントシリーズを歴戦した上がり馬や香港を中心とする外国馬も参戦。一瞬たりとも目が離せない激戦が繰り広げられる。

そうしたスピード勝負を勝ち抜いた優勝馬には競馬史に残る王者が名を連ねている。サクラバクシンオー、タイキシャトル、ビリーヴ、デュランダル。そして、世界を制したロードカナロア。速さだけではなく、強さを兼ね備えたチャンピオンを決める一戦だ。

新王者を決める中山決戦

今回は昨年の覇者スノードラゴン、そして今春の高松宮記念を制した香港馬エアロヴェロシティが不在。中山競馬場に舞台を戻し、新王者を決める戦いとなる。

昨年の高松宮記念を制したコパノリチャードに加え、ヴィクトリアマイルを制したストレイトガール、重賞連勝で勢いに乗るベルカントらが出走予定。他にも悲願のG1制覇を目指すハクサンムーン、夏の上がり馬ウキヨノカゼ・ウリウリらも頂点を狙う。激戦を制するのはどの馬か、注目のスタートが迫っている。