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第46回 スプリンターズステークス特集 2012年9月30日(日)15時40分発走 中山競馬場 芝1200m

【カレンチャン】実績断然、変わり身濃厚

カレンチャン写真
スプリントG1・3勝目を狙うカレンチャン

前走セントウルSは鋭いスタートダッシュを決めて、逃げたマジンプロスパーをピッタリとマークする形。最後の直線に入り、残り200m手前で早くも先頭に立つが、最後まで踏ん張りきれずに4着に終わった。前半600m通過が33秒2のハイペース。前後半3ハロンのラップ差が0.9秒あり、これは07年以降のセントウルSでは最も落差がある厳しい展開だった。休み明けで馬体重プラス22キロ、斤量も56キロ。これでは失速も致し方がない。国内のスプリントG1は連勝中で実績は断然。差す競馬もできる。叩かれた今回は変わり身濃厚だろう。


【ロードカナロア】真価が問われる一戦

ここまでの通算成績は【6.4.1.0】。同厩舎のエース・カレンチャンと同等かそれ以上と目される素質馬。デビュー以来、すべてのレースで1番人気に支持されている。だが、実際の勝ち鞍はG3まで。平均ペースを速い上がりで抜ける競馬を得意としており、春の高松宮記念は初めて経験する厳しい流れで3着に終わった。このキャリアを糧にしてさらにステップアップできるかが課題。函館スプリントS2着は敗因がハッキリしているが、前走セントウルSは勝ちたかった競馬だ。今回、消耗戦となるのは必至。成長が問われる一戦だ。

【エピセアローム】スプリンターの才能を示す

エピセアローム写真
セントウルSで強敵を下したエピセアローム

春のクラシックで惨敗を喫した後は、休養を挟んで短距離戦線へシフト。2走前の北九州記念は後方追走から最後の直線は大外一気で3着。昨年の小倉2歳Sの覇者とはいえ、古馬混合のスプリント重賞では忙しい印象を受けた。ところが前走セントウルSは五分の出だしを決め、ハイペースの展開をスムーズに好位から追走。最後の直線に入るとしぶとく末脚を伸ばし、ゴール寸前で差し切り勝ちを決めた。斤量52キロとはいえ、自身は著しい良化を見せ、スプリンターとしての才能を示した。G1本番ともなると、より厳しい戦いとなるが、どこまで食い下がれるか興味深い。


【マジンプロスパー】敗因は明らかで巻き返し注意

マジンプロスパー写真
CBC賞を制したマジンプロスパー

G1本番さながらの好メンバーが揃った今年のセントウルSでハナを主張。開幕週の馬場でトライアルという性質を考えると、通常は前々でレースを運んだ馬が有利だ。ところが今年は前半600m通過は33秒2のハイペースで作戦は裏目に。自身も休み明けで体に余裕があったこともあり、失速して11着に敗れた。よって、敗因はハッキリとしている。本来は2、3番手で競馬をするタイプで、前傾ラップの厳しい競馬には強い。中山は初でも坂は苦にしない。また、くしくも1着と4着以下の成績がまだ交互に続いている。勝っても不思議がない力はある馬だ。


【パドトロワ】前年以上の充実度で挑む

パドトロワ写真
キーンランドCを逃げ切ったパドトロワ

前走キーンランドCは2枠スタートからダッシュよく飛び出し、テイエムオオタカを制してペースを握った。前半600m通過33秒5の平均ペースに持ち込み、最後はダッシャーゴーゴーに際どく詰め寄られながらも押し切った。勝ち時計は1分07秒6でレコードのおまけつき。2走前のアイビスSDに続く連勝で、今年のサマースプリントシリーズ王者に輝いた。昨年のスプリンターズSでは2着と好走しており、前年以上の充実度で臨む今回は当然期待が高まる。ビービーガルダンを彷彿とさせるタイプであり、好勝負に持ち込む確率は高そう。


【ダッシャーゴーゴー】条件はここがベスト

3歳時にスプリンターズSで2位入線(4着に降着)し、近い将来に頂点に立つと期待された素質馬だが、まだG1制覇には至っていない。折り合いにやや不安を抱えるため、枠順や展開に注文がつくのがネックだ。そんな中、重賞勝ちの中身はセントウルS、オーシャンS、CBC賞(阪神開催)。いずれも右回りの芝1200mで最後の直線に坂があるコースだ。昨年のスプリンターズSは11着に終わったが、条件としてはここがベストだろう。前に馬を置いて壁を作り、道中スムーズに捌くことができれば弾ける可能性は十分ある。

【リトルブリッジ】前走キングズスタンドSを優勝

香港から遠征の5歳セン馬。今年4月に地元の重賞を連勝すると、次走(前走)アスコットに遠征し、キングズスタンドS(芝5F・G1)に出走。先行抜け出しの形で勝利し、G1初制覇を飾った。06年にはテイクオーバーターゲットが同レース(当時はG2)を制し、スプリンターズSを優勝。本馬も世界トップクラスのスプリンターの仲間入りを果たしたと言えるだろう。国際レーティングは120で今回のメンバー中トップ。父はミスタープロスペクター系で、脚質は先行。このレースにマッチしている印象があり、普段通りの競馬ができれば勝っても不思議はない。

【ラッキーナイン】昨年の香港スプリントを制す

今回で4度目の来日となる香港馬。初来日となった昨年のセントウルSで2着と好走。続くスプリンターズSは最後の直線でパドトロワに寄せられて不利があった中での5着。不利がなければ違う結果になっていたかもしれない。今年の安田記念は11着に終わったが、やはりベストはスプリント戦。昨年の香港スプリントではリトルブリッジ、カレンチャン以下を下して優勝しており、潜在能力は侮れないものがある。ただ、今回は中間に一頓挫があった模様。本格的な実戦は安田記念以降、遠ざかっている点がやや心配。

【サンカルロ】軽視は禁物の実力馬

芝1200mの成績は【0.2.0.5】、中山芝コースの成績は【1.0.2.4】。一見すると強調できないが、伏兵以上の評価をしなければいけない実力馬。高松宮記念で2度(12年、11年)の2着、スプリンターズSは10年に3着の実績がある。平均ペースからスロー、もしくは速い上がりの競馬は苦手としており京王杯SCのような舞台は本質的に苦手。ハイペースとなり、上がりがかかる展開で末脚が生きてくる馬で、今回の舞台が理想だ。前走セントウルSはペースは向いたが、上がりが速すぎた。着順は14着と悪いものの、この点だけで軽視するのは危険だろう。

【スプリングサンダー】展開が向けば迫れる

カレンチャンと同じく、父にクロフネを持つ牝馬。実績の面では同馬と段違いだが、11年阪神牝馬Sは3着、今年の阪急杯ではマジンプロスパーの2着。7月のCBC賞は久々の1200m戦だったが、スタートで出遅れながら直線大外から強襲して2着と、インパクト十分の競馬だった。前走キーンランドCもパドトロワが逃げ切る展開の中、メンバー中最速の上がりを使い5着。レース前から追い込む競馬では厳しいことは予想されており、ある意味妥当な結果。今回も末脚不発に終わる懸念はあるが、展開が向けば迫れる可能性はある。

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