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第46回 スプリンターズステークス特集 2012年9月30日(日)15時40分発走 中山競馬場 芝1200m

火花散る極限のスピード比べ 中山芝1200m〔Cコース〕

コース図(中山芝1200m)

日本レコード樹立の高速馬場

 速さを極める電撃の6ハロン戦。中山芝1200mで行われる。今年は4回中山開催9日目での施行。例年より1日遅れての開催となるが、施行時期は変わらない。Cコース使用という点も05年以降、変更はない。

 この4回開催は年間の中山開催を通じて唯一、野芝100%で行われる時期だ。JRA発表によると3回中山開催終了後、約19,000平方メートルの芝張り替え(主に正面直線、3〜4コーナー)と芝の更新作業を実施。その後は散水や肥料散布などの生育管理を行った模様。馬場状態は非常に良好な時期であり、今年は特に時計面でその影響が出ている。9月9日に行われた京成杯オータムハンデの勝ち時計は1分30秒7となり、従来のレコードを大幅に更新。驚愕の日本レコードが樹立された。同日10RのセプテンバーS(古馬1600万クラス・芝1200m)の勝ち時計も1分06秒9。トロットスターが01年スプリンターズSで記録したタイムを0.1秒上回るレコードとなった。

 だが、先週は道悪競馬。オールカマーは2分15秒5(重)となり、時計はかかった。この影響がどこまで残るか。それでも良馬場であれば1分07秒台の時計は必至だが、さすがにレコード更新は難しいのではないだろうか。

3番手以内の位置が理想

レース写真(中山芝1200m)

 2コーナーを回りきって向正面に入ったところがスタート地点。おむすび形をしている中山コースの、山の頂上からスタート。3コーナーの途中までの約400mを約4m下る。途中にコーナーが含まれるとはいえ、外回りコースの3コーナーはコーナー角度が非常に緩い。若干右側に切れ込むだけなので、直線コースとあまり変わらないスピードが出る。したがって、テンから加速がつきやすく、ハイペースは必至。Cコースで行われた05年以降、前半3ハロンは32秒8〜33秒6で推移している。前傾ラップは確実で、後半の3ハロンの時計がかかる。

 ゴール前の直線は310m。残り約200mまで緩やかな下り坂で、その後は勾配2.3mの急な上り坂となっている。強烈な前傾ラップの上、最後に急坂があるとなれば、一見差し・追い込み馬が有利と考えられるが、このレースではその常識が当てはまらない。過去10年ではウルトラファンタジー、ローレルゲレイロ、アストンマーチャン、テイクオーバーターゲット、カルストンライトオが4コーナー先頭からそのまま押し切った。昨年2着のパドトロワも4コーナー1番手だった。ハイペースを楽に先行しながらも、最後の急坂で踏ん張る底力が問われる。ハナにこだわる必要はないが、最後の直線に入ったところで3番手以内ぐらいに位置するのが理想だ。

 逃げ〜先行馬が連対馬の約7割を占める。差し馬と追い込み馬との比較ではそれほど差がない。ただ、デュランダルのように後方一気で勝つのは至難の業。

7枠が好成績で、穴は内枠

 新潟競馬場で行われた02年を除く過去10年の枠順別成績を見ると、7枠が【4.1.3.9】で複勝率47.1%と優秀な成績だ。8枠は【0.1.0.17】なので一概に外有利とは言えないが、内枠の馬たちを見ながらポジションを決められる利点がありそうだ。内枠は包まれるリスクがある一方、経済コースを通って運よく捌けるメリットもある。内枠は人気薄でも注意が必要。06年はタガノバスティーユが16番人気で3着。昨年はパドトロワが9番人気で2着と、激走例がある。

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