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スプリンターズステークス特集
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ポイントは「ダートもこなせる力強さ」

1)サンデーサイレンス系を過信するな

 過去10年の連対馬の父を見ると、なるほどサンデーサイレンスの名が目立つものの、これはビリーヴ、デュランダルという傑出したスプリンターが複数年にわたって活躍したおかげ。この2頭を除いたサンデーサイレンスおよびその後継種牡馬の産駒の成績は、のべ17頭が走って2着1回(キンシャサノキセキ)、3着が2回(アドマイヤマックス)。むしろ「あまり良くない」といえる成績だ。

 主力は6頭連対のノーザンダンサー系だろう。ビリーヴ、デュランダルの母父もノーザンダンサー系だった。ここにミスタープロスペクター系、ナスルーラ系、ヘイルトゥリーズン系がどこまで迫れるか、という関係となっている。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)サクラバクシンオー、息子や娘たちは不振

 スプリンターズSを連覇した唯一の存在がサクラバクシンオー。産駒たちも短距離戦線で絶大な支持を集めているが、なぜかスプリンターズSでは不振。9頭で3着が1回(ショウナンカンプ)という成績で、夏のスプリント路線では大威張りだったシーイズトウショウが7着、12着、8着、カノヤザクラが7着と冴えない。

 イメージだけで「サクラバクシンオーの子は押さえておこう」と考えるのは間違いだ。

【過去10年のサクラバクシンオー産駒の成績】

過去10年のサクラバクシンオー産駒の成績

3)北米&芝・ダート兼用が近年のトレンド

 ビリーヴ&デュランダル時代以前の勝ち馬の父は、英2000ギニー1位失格のヌレイエフ、日本が誇る超スピード馬ダイタクヘリオス、イギリスの中距離で走ったダミスターといった顔ぶれだった。ダイタクヘリオスの先祖がジャックルマロワ賞の勝ち馬リュティエ、カルストンライトオの父は英マイル路線で活躍したウォーニングという事実も考え合わせると、この頃までは「欧州マイル〜中距離血統」の時代だったといえるだろう。

 が、ビリーヴ&デュランダル時代以後は様相が異なる。テイクオーバーターゲットの父セルティックスウィングこそ仏ダービー馬だが、サイレントウィットネスの父エルモキシーは米ダートでソコソコレベル、豪州で種牡馬となった馬。アドマイヤコジーンの父コジーンは米BCマイルの勝ち馬で、デビュー当時はダートを走っていた。スリープレスナイトの父クロフネはNHKマイルCとJCダートの勝ち馬だ。

 2着馬までに視点を広げると、タイキシャトル(その父デヴィルズバッグは米ダートのマイルで活躍)、フレンチデピュティ(米ダートのマイル以下で4勝)、フジキセキ(代表産駒はカネヒキリ)と、以前よりも「北米色」が強くなり、「ダート色」または「芝・ダート兼用」の色合いが濃くなっているように思える。

4)人気上位の血統は信頼に足る

 昨年の覇者スリープレスナイトは今年も中心と見ていいはずだったが、存念ながら故障、突然の引退。その他の人気どころは、一応そのまま信用できそうな血統の持ち主たちといえるものの、絶対といえるわけではない。

 セントウルSを勝ったアルティマトゥーレは父フジキセキで、サンデーサイレンス系であるぶん2着までか。グランプリエンゼルの父はまさに芝・ダート兼用のアグネスデジタルで上位争いしてくれるはずだが、母の父サンデーサイレンスは気がかり。ビービーガルダンは父がチーフベアハート、その父チーフズクラウンで「選択圏内」の評価だ。

 逆に心配なのがサクラバクシンオー産駒のカノヤザクラ。去年同様着外もありうる。アーバニティやソルジャーズソングといったサンデーサイレンス系も軽視したい。

 大穴なら米ダート短距離血統のコスモベル、芝・ダート兼用のエルコンドルパサー産駒アイルラヴァゲイン、フレンチデピュティ産駒のレジネッタあたりだろう。

【アルティマトゥーレとコスモベルの血統表】

アルティマトゥーレとコスモベルの血統表

過去10年のサクラバクシンオー産駒の成績

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