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コース解説

中山芝1200m〔Cコース〕

コース図野芝100%で
絶好の馬場状態

 スプリンターズSが秋の開催に移行してから8年目となるが、中山競馬場のCコースで行われるようになったのは05年から。4回中山開催の1、2週目はBコース使用で、3週目からCコースを使用。今回はCコースの2週目にあたり、開催中に雨が降らなければ馬場状態は非常に良好。高速時計決着は必至の馬場となっている。また、この4回開催は年間の中山開催を通じて唯一、野芝100%で行われる時期でもある。

ハイペース必至も先行力が必要

 2コーナーを回りきって向正面に入ったところがスタート地点。おむすび形をしている山の頂上からのスタートで、3コーナーの途中までの約400mを約4m下る。途中にコーナーが含まれるとはいえ、外回りの3コーナーは非常に緩く、若干右側に切れ込むだけなので、直線コースとあまり変わらないスピードが出る。したがって、テンから加速がつきやすく、ハイペースは必至。勢いがついたまま3〜4コーナーを回り、最後の直線に向かう。

レース写真(中山芝1200m) ゴール前の直線は310m。残り約200mまで緩やかな下り坂を下り、そこから勾配2.3mの急な上り坂となっている。短距離戦なので基本的には先行力が必要だが、逃げ切るにはかなりの力を要する。過去2年のこのレースの勝ち馬の決まり手は、逃げ・先行だが、すでにスプリントG1で好走実績があった外国馬。並の馬では最後の急坂で力尽きてしまう。好位抜け出しがベスト。前に行けて、なおかつ終い踏ん張る脚が必要。最後の1ハロンでグイと時計がかかる消耗戦になる。

難しい差し馬のコース取り

 差し・追い込み馬は直線でのコース取りが難しい。勝ちいくのならば、距離ロスを防いでインコースで張り付くのが基本。しかし、G1のような多頭数になると最後の直線で前が詰まって抜けられないリスクも大きい。一方、直線で外に出すのは無難だが、アタマまで突き抜けるのが難しい。中央場所の中では最も最後の直線が短いコースだけに、懸命に追い込むも2、3着までというシーンは多い。

中枠ベストで大外枠は不利

 枠順は一般的にはやや内枠有利で、大外枠が不利。特に多頭数時の8枠は4コーナーで外に弾かれやすいので注意が必要。前に行く馬でも行ききれないと、直線の入り口でインの先行馬と離されてしまう。内も前が詰まりやすい最内枠よりは2枠から中枠あたりが理想。

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