G1特集 第21回 秋華賞G1特集 第21回 秋華賞

歴代優勝馬ピックアップ

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勝ち切る力を武器に牝馬三冠達成
2012年 ジェンティルドンナ

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前哨戦のローズSを危なげなく勝利し、単勝1.3倍の支持を集めていたジェンティルドンナ。三冠最終戦はヴィルシーナとの激しいデッドヒートとなった。

断然人気を背負っていざ三冠獲りへ

2012年春。桜花賞を鋭く差し切って第一冠を獲得したジェンティルドンナは、オークスでも後方馬群から外へ持ち出されて豪脚一閃。残り200mで先頭に立つと、そこから後続を5馬身も突き放す独走で二冠を達成する。さらに秋初戦のローズSを好位から抜け出す盤石の競馬で勝利したジェンティルドンナは、単勝オッズ1.3倍の断然人気を背負って第17回秋華賞へと臨んだ。

レースは最後方にいたチェリーメドゥーサが向正面で一気にペースアップし、先頭に立って大逃げに持ち込む展開。直線ではこれを後続が追撃、ジェンティルドンナも大外を伸びていまにも差し切りそうな勢いだ。

ライバルとのハナ差の接戦を制す

ここで女王に牙を剥いたのが桜花賞、オークス、ローズSと三度連続でジェンティルドンナの2着に甘んじているヴィルシーナ。逆転を懸けてスタートから猛ダッシュ、ハナを奪う策に出ていた。目論見はチェリーメドゥーサの奇襲に狂わされたものの、直線でジェンティルドンナに交わされるとヴィルシーナは差し返す意地を見せたのである。

最後は内ヴィルシーナ、外ジェンティルドンナ、2頭並んでのゴール。写真判定の結果、1着はジェンティルドンナとなる。ヴィルシーナ渾身の抵抗を今回も振り切って、ジェンティルドンナは牝馬三冠を成し遂げる。

この“勝ち切る力”を武器にジェンティルドンナは史上初となるジャパンC連覇、ドバイシーマクラシック制覇、引退レースである有馬記念の勝利と、競馬史に名を刻む激走を続けていくことになるのである。