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歴代優勝馬ピックアップ

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格の違いを見せて堂々の四冠達成
2010年 アパパネ

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前哨戦のローズSでまさかの4着に敗れたアパパネ。しかし、本番の秋華賞ではきっちりと変わり身を見せ、阪神JFと合わせて牝馬四冠を達成した。

史上初の牝馬四冠がかかった大一番

2010年、第15回秋華賞でファンの視線を一身に浴びていたのはアパパネだった。

前年暮れに阪神ジュベナイルフィリーズを制して2歳女王に輝いたアパパネは、桜花賞は1番人気に応えて差し切り勝ち。やはり1番人気となったオークスでは同着1着でしぶとく勝利をつかんでいる。つまり、秋華賞のアパパネには、牝馬三冠を超える“四冠”という大偉業がかかっていたのだ。前哨戦のローズSは4着と不覚を取ったものの、勝ち馬とはコンマ2秒差。ひと叩きされて良化は必至。ここでも1番人気に推されていた。

対するライバルはクイーンSで古馬勢を負かしたアプリコットフィズ。オークスでアパパネと勝利を分け合ったサンテミリオン。ローズSでアパパネに土をつけたアニメイトバイオと同2着のワイルドラズベリーといった面々。アパパネはこれらの挑戦を見事に蹴散らしてみせる。

大外からライバルをねじ伏せる

アグネスワルツが引っ張った隊列は、3コーナーで凝縮、4コーナーから直線にかけては一団のまま進んでいく。中団にいたアパパネは馬群の外を回し、大外から各馬をねじ伏せにかかるという力ずくの走りを披露する。

前で粘るアプリコットフィズ、インを突くレディアルバローザ、後方から追撃するアニメイトバイオやワイルドラズベリー。だが、アパパネのラストスパートはこれらを確実に上回り、堂々の1着。まったく小細工のない、格の違いを見せつけるかのようなレースぶりで、史上初となる牝馬四冠を達成してみせたのだった。