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レッドディザイア 歓喜はようやくやってきた[2009年]

立ちはだかった大本命馬

 2009年・第14回秋華賞。それはレッドディザイアにとって、どうしても負けられない戦いだった。

 この年の1月、芝1800mの新馬戦で牡馬を蹴散らしたレッドディザイアは、続くエルフィンSも経験に勝るライバルたちを差し切って連勝。例年なら、春のクラシック候補として大きく脚光を浴びていたことだろう。

 だがそんなレッドディザイアの前に、断然の本命馬が常に立ちはだかり続けた。ブエナビスタだ。前年の2歳女王であるブエナビスタは、明けて3歳になってからも絶好調。チューリップ賞を軽々と差し切り、桜花賞でも驚異的な瞬発力を繰り出して勝利すると、オークスも制して二冠を達成したのだ。

 それに対してレッドディザイアは、桜花賞が2着、オークスも2着と、女王相手に涙を飲んだ。とりわけオークスは、中団から抜け出して後続を完全に突き放し、勝ったと確信した瞬間、ブエナビスタにハナ差だけ差し切られるという悔しい一戦だった。

どうしても負けられない一戦

レッドディザイア写真

 秋になっても2頭の評価順に変わりはなかった。ブエナビスタは古馬の牡馬たちを相手にした札幌記念で2着になると、そこから秋華賞へ直行、当然のように1番人気に支持される。いっぽうレッドディザイアは、ローズSでブロードストリートのクビ差2着、またも惜敗を繰り返し、2番人気で秋華賞を迎えることになった。

 もちろん、三冠のかかるブエナビスタとしても絶対に勝ちたいレース。だが、それ以上に燃えていたのはレッドディザイアだったはずだ。みすみす目の前で、大偉業を成し遂げさせるものかと。

 そして、雪辱の炎に包まれたレッドディザイアは、その宿願を完遂する。

壮絶な叩き合いの結末

 これまでと同様、策を弄することなく正攻法で勝利をつかみ獲りに行くレッドディザイア。中団から好位へと上がり、直線で抜け出して、懸命にゴールを目指す。そこへ襲い掛かってきたのは、もちろんブエナビスタだ。2頭は3着以下を2馬身引き離し、壮絶な叩き合いを繰り広げながら並ぶようにゴールへと飛び込んだ。

 写真判定の結果、ハナ差で勝者はレッドディザイア。ブエナビスタは三冠を成し遂げられなかっただけでなく、4コーナーでの進路妨害により3着降着の憂き目を見た。

 春とは歓喜と涙が完全に逆転した、そんな秋華賞だった。

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