JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

ブラックエンブレム 大波乱のレースで衝撃の復活劇[2008年]

オークス4着も11番人気の低評価

 オークス馬トールポピーはローズS6着、桜花賞馬レジネッタは同3着、両GIで2着だったエフティマイアはクイーンS5着。春の中心勢力が一抹の不安を抱かせて、それでもこの3頭が1〜3番人気を占めて、2008年の第13回秋華賞は開幕した。

 単勝オッズは、トールポピーが3.6倍、レジネッタが4.0倍、エフティマイアが10倍。さらにオークス5着のオディール、ローズS勝ち馬マイネレーツェル、桜花賞5着&オークス7着のリトルアマポーラと続く。

 本来ならこれらに次ぐ評価を得ていいはずのオークス4着馬ブラックエンブレムは、単勝オッズ29.9倍で11番人気。それも無理はない。「もう終わった」「GIでは不要」と思われても仕方のないステップで、ここまで進んできたのだから。

フラワーCで重賞初制覇も…

ブラックエンブレム写真

 2歳8月のデビュー戦ではいいところなく8着に敗れたブラックエンブレムだったが、立て直されて秋、11月に走った東京の芝マイル戦で初勝利をあげる。

 そこからは順調。続く葉牡丹賞では牡馬に混じって3着と健闘し、明け3歳3月、きんせんか賞では2着を4馬身もちぎって2勝目をマークした。さらにフラワーCでは、レッドアゲートの追込みをアタマ差振り払っての逃げ切り勝ち、重賞初制覇も達成。世代屈指の有力馬として3歳牝馬クラシック戦線を迎えることになったのだ。

 ここで進撃は止まる。4番人気に推された桜花賞では後方のまま10着。6番人気のオークスで先行して4着と粘ったのは良かったが、秋初戦のローズSは直線で失速、15着大敗。

 春がピーク、オークスは恵まれた、ここまで負けては上がり目はない……。ファンにそう評価されての秋華賞出走となる。

鮮やかな復活は3連単1000万馬券

 しかし、ブラックエンブレムはまだ終わってなどいなかった。

 先行勢を見る位置、6〜7番手の内でレースを進めるブラックエンブレム。直線入口でも思い切って最内を突く。人気の各馬が伸びあぐねるのを外に見ながら、逃げ粘る16番人気プロヴィナージュに力強く迫ったブラックエンブレムは、遂にこれを交わし、強烈な末脚で追い込んだ8番人気ムードインディゴも半馬身封じ込めてゴールへと飛び込んだ。

 鮮やかな復活劇でGI初制覇を果たすとともに、3連単1000万馬券という大波乱の立役者ともなって、ブラックエンブレムは観衆の驚嘆を呼んだのであった。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN