G1特集 第22回 秋華賞G1特集 第22回 秋華賞

調教情報

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アエロリット

前走後はノーザンファーム天栄を経由して、9月中旬に美浦へ帰厩。その後はきちんと乗り込まれており、調教量に不足はない。ここ2週は菊沢調教師を背に追われ、先週はWコースで長めから格下馬と併せ、1000m64秒台の好時計をマーク。今週は坂路単走で、ほぼ馬なりのまま800m52.4秒、ラスト200mも12.3秒としっかり伸びていた。万全の仕上がりと見て間違いない。

リスグラシュー

前走の5日後には坂路入りを再開してしっかり乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は坂路で追われ、先週は武騎手を背に格下馬に楽々先着して、800m51.8秒としっかり負荷をかける内容を消化。今週は坂井騎手を背に単走だったが、終い追われると弾かれたような鋭い脚を見せてラスト200m11.9秒をマークした。デビュー以来、最高の状態に仕上がった印象だ。

ファンディーナ

前走後は5本の追い切りをこなしているが、強い調教を課されていない点は気がかり。今週は岩田騎手を背にWコース単走で、終いだけ強めに追われてラスト200mは12秒前後の時計を出した。ただ1000m69秒台と全体時計は遅く、1週前の坂路も800m55.7秒と軽め。デビューから3連勝した当時は1週前に必ず速い時計を出していただけに、前走時と同様、今回もまだ完調手前に映る。

ディアドラ

札幌→中山と遠征競馬を使った後だが、9月下旬から3週続けてきっちり追い切られており、疲労残りの不安もなく、調整過程は順調と見ていい。ここ2週は坂路単走で追われ、先週はルメール騎手を背に終い重点の内容だったが、末脚は合格点。今週は助手を背に先週と同じような内容の追い切りで、動きもほぼ変化なし。大きな上積みは感じられないが、好調キープといえそうだ。

ラビットラン

前走後はプール調教を併用しつつ、9月下旬から徐々に追い切りを強化しており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週は助手を背にWコース3頭併せで、直線は大外を回って最先着。今週は月曜に坂路で800m52.8秒と速い時計を出し、木曜は坂路単走で終始馬なりの最終追い切り。時計はごく平凡だったが、素軽い走りは目についた。高いレベルでの好調子を維持できている。

その他の出走馬

モズカッチャンは2週続けて坂路で追われたが、先週800m56.3秒、今週57.0秒とかなり軽め。8日の日曜日に54.5秒を出しているとはいえ、休み明けで大幅馬体増で凡走の前走から、調教を強化していない点はやや不満の残る調整過程。ミリッサは2週続けての坂路追いで、単走の先週はズブさを見せていたが、併せ馬だった今週はまずまずの動きで、状態面に不安なし。カワキタエンカは坂路で先週、今週と好調教を見せており、絶好の仕上がりと見てよさそうだ。