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第17回 秋華賞特集 2012年10月14日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝2000m

3歳牝馬三冠最後の大一番 京都芝2000m(内)〔Aコース〕

コース図(京都芝2000m(内)〔Aコース〕)

過去10年の平均勝ちタイムは1分58秒5

 桜花賞→オークスと続く3歳牝馬三冠最後の大一番。今年は4回京都開催4日目での開催となり、本来のスケジュール。06年、10〜11年は5回開催の4日目だが、施行時期は一貫して同じだ。Aコース使用という点も変わらない。芝は野芝がベースで、洋芝(イタリアンライグラス)が混合されているオーバーシード。JRAの公式HPによると第3回開催終了後、向正面直線から内・外回りの3〜4コーナーを経て、正面直線までの損傷個所の芝を約8,000平方メートル張り替えた模様。芝状態は良好で、良馬場ならば絶好の条件でレースが行われるだろう。

 過去10年の平均勝ちタイムは1分58秒5。最速は02年にファインモーションがマークした1分58秒1(良)。最も遅かったのは05年のエアメサイアで1分59秒2(良)。昨年は稍重馬場でもアヴェンチュラが1分58秒2の好時計。時計勝負に対応できるスピードが問われる。

平均的なラップが続くイメージ

レース写真(京都芝2000m)

 スタート地点はメインスタンドの目の前。内回りコースを使用する。スタートして間もなくゴール板を過ぎ、1コーナーにさしかかる。1コーナーまでの距離は約300m。1〜2コーナーは平坦。バックストレッチの距離は約400m。ここで高低差3.1mの坂を上り、3〜4コーナーにかけて下る。最後の直線は平坦で、距離は328mと短い。小回りのローカル芝2000mに近いコース形態だ。

 そのため全般的にテンから淀みないペースで流れる厳しい展開になりやすい。前半1000m通過は58〜59秒台で流れる。過去10年で前半1000m通過が60秒台となったのは、前述した05年(60秒1)だけ。スローペースになりにくい傾向が勝ち時計にも影響を及ぼしている。スタート後、1000〜1400mの間でようやく少しペースが緩んで息が入る。その後のラスト3ハロンはラストスパート。3〜4コーナーで加速するため、最後の直線に向かう前から隊列に動きが出る。極端に速い上がりは必要ない。05年とダイワスカーレットが勝った07年は、前半に比べて後半はかなりの加速力が要求されたが、基本的には平均的なラップが最初から最後まで続くイメージ。小回り芝2000m特有の流れとなる。

先行して勝利した馬は強い

 脚質傾向は逃げ馬が不利。過去10年の逃げ馬成績は【0.0.1.10】で、好走したのは08年プロヴィナージュ1頭。小回りコースではあるが京都芝Aコース全般の傾向として、前へ行く馬よりも差し馬の方がいい。先行馬は【3.4.2.29】。好位から抜け出す競馬が理想ではあるが、確かな能力がある馬でないと先行して最後までは押し切れない。先行して勝利したファインモーション、ダイワスカーレット、アヴェンチュラは次走エリザベス女王杯でも好走を果たした。差し馬の成績は【6.5.6.59】。好走馬の数は多い。だが、勝率や連対率、複勝率は先行馬の方がやや優勢。追い込み馬は【1.1.1.52】。勝利したのは04年スイープトウショウ。

 馬場状態が良好で小回りという条件を考えると、常識的には内枠有利だがこのレースにおいてはあまり気にしなくてよい。過去10年の最多勝利は【3.1.2.15】の6枠。7枠、8枠からも優勝馬が出ている。

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