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第16回 秋華賞特集 2011年10月16日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝2000m

【ホエールキャプチャ】悲願のG1制覇へ向けて

ホエールキャプチャ写真
ローズSを快勝したホエールキャプチャ

この秋はローズSから始動。クラシック馬2頭がそろい踏みの中、1番人気に支持されると好位のインコースからの追走。最後の着差はわずかだったが、スローペースをピッタリと折り合い、サッと楽に抜け出す内容で、着差以上の完勝だった。マルセリーナが伸び切れず、エリンコートが大きく負ける中、しっかりと結果を出したのは大きい。休み明け後のトライアルといえど、本番に向けて非常にいい状態で臨めるからだ。桜花賞とオークスはロスがある競馬で勝利を逃しただけに、この一戦にかける思いは相当だろう。悲願のG1制覇を成し遂げたい。


【マルセリーナ】名誉挽回で2冠を目論む

マルセリーナ写真
桜花賞で強さを見せたマルセリーナ

前走ローズSは馬体重プラス16キロ。夏を越しての一戦なのでこれぐらいの増加は問題ないが、休み明けの影響を感じさせるレースっぷりだった。スローペースの中、やや掛かり気味にホエールキャプチャの外から並びかけることになり、最後の直線で伸びを欠き6着と負けてしまった。強烈な末脚を見せた桜花賞とオークスの内容から、やはり脚を溜める競馬で持ち味が生きるタイプかもしれない。今回は内回りコース使用の小回り。やや窮屈な捌きを強いられるかもしれないが、馬群を十分に割れる馬。名誉挽回で2冠制覇を目論む。


【エリンコート】オークス制覇もローズSで惨敗

エリンコート写真
オークス馬の意地で巻き返しを期すエリンコート

春は低評価を覆して3連勝でオークスを制覇。距離延長による素質開花と、急激な成長力を存分に見せつけた。秋華賞でもライバルとなるマルセリーナとホエールキャプチャを再び叩くべく挑んだローズSだったが、まさかの10着に惨敗。ホエールキャプチャの外目をいい手ごたえで進んでいたが、最後の直線残り200m手前で早々と末脚をなくして失速してしまった。阪神芝1800mは500万クラスを勝っている条件。不利もなければ体調面の問題もなさそうだっただけに、この敗戦は心配だ。オークス勝利がフロックとは思えないが、果たして巻き返すことができるか。


【アヴェンチュラ】クイーンSで古馬の強豪を撃破

アヴェンチュラ写真
クイーンSで重賞初制覇を果たしたアヴェンチュラ

前走クイーンSでは小雨が降る中での一戦で、ペースも重賞ならではの淀みない流れ。3〜4コーナーではムチが入り、コスモネモシンに一旦は外からまくられた。しかし、最後まで粘り強い末脚を発揮して、差し返し重賞初制覇を飾った。52キロと斤量が軽かったとはいえ、古馬の骨っぽいところを相手に堂々と勝利した実力は素直に評価したい。昨年の阪神JFでは4着。2着ホエールキャプチャとは0.3秒差で、無事ならばクラシックで上位争いをしていただろう。ただし、今回京都は初めて。芝が軽く、速い時計も必要だ。この点に対応できれば一気のG1制覇も夢ではない。


【マイネイサベル】勝ち星から遠ざかるも成長は見せた

前走ローズSは10番人気の低評価ながら2着と好走。スローペースでレースの上がり3ハロンが34秒1という流れを直線外から鋭く末脚を伸ばした。勝ち馬とタイム差なしのクビ差で、好内容と言えるだろう。昨年新馬→新潟2歳Sと連勝後は勝ち星から遠ざかり、クラシックでもオークス6着だったが、成長があることをうかがわせる。関西圏のレースで初めて好走できたことも大きい。2000mの距離は問題なし。コーナー4回の中距離は初めてだが、一瞬の末脚を生かすには歓迎の舞台か。流れにうまく乗ってスムーズに捌くことができれば、上位争いに食い込めるだろう。

【キョウワジャンヌ】末脚鋭い穴血統

夏に500万→1000万クラスを連勝。特に2走前のエクセル浜松開設記念では直線外から豪快に差し切る強い内容だった。その勢いで臨んだ前走ローズSで3着に入り、優先出走権を獲得。心配された折り合い面も、ホエールキャプチャを見ながらスムーズな競馬。あと1ハロンの延長もなんとか我慢できそうな雰囲気だ。半兄姉にキョウワロアリング(07年北九州記念1着)、ヘイローフジ(08年尾張S)らがいる血統。芝短距離で鋭い末脚を発揮する穴メーカーだ。本馬も本質的には短距離がベストかもしれないが、伏兵的存在であることが自体が不気味。

【ピュアブリーゼ】紫苑Sが1番人気で惨敗

前走紫苑Sでは1番人気に支持されるも12着と惨敗。レコード決着ながらペース自体は平均的で、2番手をいい感じに追走しているように見えた。しかし、残り200m手前で交わされるとそのままズルズルと後退してしまった。オークスを厳しいペースで逃げながら2着まで粘り通したあの底力を考えると、淡泊な負け方と言わざるを得ない。オークス馬エリンコートも初戦で結果を残せずに終わっており、ともに順調に夏を越すことができなかったのかもしれない。こちらも一度使われたことによる変わり身がどれだけあるか。

【カルマート】紫苑Sをレコード勝ちも

カルマート写真
紫苑Sをレコードで制したカルマート

初勝利は5月の東京芝1800m。実に8戦を要して待望の白星だった。その直後はオークスに挑戦するもさすがに厳しく16着に惨敗。その後は自己条件で3着を挟み、500万クラス→紫苑Sと連勝を果たし、軌道に乗ってきた。前走紫苑Sは平均ペースを中団の内で脚を溜め、最後の直線では鮮やかに弾けた。勝ち時計は1分58秒2のレコードだった。ただ、速い時計は開幕週の馬場による影響が大きい。それにタイム差なしの2着はデルマドゥルガーで、ローズSに比べるとメンバーの質はかなり落ちる。勢いは十分でも今回の相手はかなり手ごわい。


【アカンサス】上がりの競馬には強い

春はスイートピーSを勝利。スローペースの中、上がり33秒6の決め手で突き抜けた。続くオークスも自分の競馬に徹して終いを生かす作戦。一応、メンバー中3位の上がりを使い、7着ながら0.5秒差ならば悪くない結果と言えるだろう。このような上がりの競馬になれば、実績馬ともそれほど差がない競馬ができる。ただ、今回は秋華賞。鋭い末脚は当然必要として、ある程度速い流れを中団近くから追走しないと勝機はあるまい。前走紫苑Sが6着という結果。レースの流れ自体は似たような感じになるため、そこでアッサリ勝てないようでは今回も厳しいか。初となる長距離輸送も課題となりそうだ。

【デルマドゥルガー】鞍上の手腕に期待

2月のクイーンCではホエールキャプチャとマイネイサベルに次ぐ3着と好走。しかし、クラシックでは桜花賞11着、オークス10着と上位陣に水を開けられる結果に終わった。その後は8月のクイーンSから始動するも10着。そして前走紫苑Sが2着という結果だった。一度使われての良化は当然あっただろうが、相手弱化で着順を上げた面は否めない。とはいえ、父リンカーンの本格化は3歳秋以降。本馬も安定した末脚が見込めるならば、展開次第では見せ場ぐらいは作れそう。騎乗予定の武豊騎手の手腕にも期待がかかる。

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