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第15回 秋華賞特集 2010年10月17日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝2000m

アパパネが3冠制覇する可能性は高い!?

1)数の上ではサンデーサイレンス系断然だが……

 過去10年の連対馬の父を見ると、サンデーサイレンス系が4勝・2着6回と断然の数字。連対数はノーザンダンサー系やミスタープロスペクター系の倍以上という優秀な成績だ。

 ただし、同期間の桜花賞では6勝・2着7回、オークスでは4勝・2着8回だから、秋華賞だけが飛び抜けているわけではない。


【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)ノーザン&ミスプロがSSを破る

 以下は系統ごとの勝率・連対率・複勝率を調べた結果だ。

 サンデーサイレンス系は「単に出走数が多いため、上位に来る数も多い」という状況であることがわかる。むしろ“率”という点では信用ならないといえるだろう。

系統 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 4 6 2 74
4.7%
11.6%
14.0%
ノーザンダンサー系 3 0 1 37
7.3%
7.3%
9.8%
ミスタープロスペクター系 2 2 1 13
11.1%
22.2%
27.8%
ナスルーラ系 0 1 3 14
0.0%
5.6%
22.2%
その他の系統 1 1 3 12
5.9%
11.8%
29.4%

 イメージ的には、ノーザンダンサー系とミスタープロスペクター系がサンデーサイレンス系を2着に沈める、といった感じ。ナスルーラ系(グレイソヴリン系およびネヴァーベンド系)は苦戦しており、3着がやっとだ。

 ちなみに、そのほかの系統で勝ったのはサッカーボーイ産駒のティコティコタック。また、ここにはサンデーサイレンス系以外のヘイルトゥリーズン系を含めてあるが、シルクプリマドンナが1番人気10着、ウオッカが1番人気3着と期待を裏切っている。

3)人気を裏切り続けるサンデーサイレンス系

 サンデーサイレンス系は信用ならない、というイメージを裏づけるのが下のデータ。1〜3番人気に推されながら4着以下に敗れた馬たちである。

 ご覧の通り、父にも母父にもサンデーサイレンスがズラリ。毎年1〜2頭は人気になって敗れている。昨年はレッドディザイア、ブロードストリート、ブエナビスタ、いずれもサンデーサイレンス系の上位人気勢で決着したが、降着という事件が起こった。

 こうなると、どれだけ実績を持っていても血統にサンデーサイレンスの文字があるだけで軽視したくなる。


【1〜3番人気に推されながら4着以下に敗れた馬の父・母父】

1〜3番人気に推されながら4着以下に敗れた馬の父・母父

4)母父に「用なし」なし、「特選」もなし

 連対馬の母父は、かなりバラエティに富んでいる。ノーザンテーストやサンデーサイレンスといった王道血統はもちろん、ネイティヴダンサー系のSharpo、フェアトライアル系のTroy、ボワルセル系のミナガワマンナまで、多種多彩だ。

 出走数の多い母父を見ると、サンデーサイレンスが13頭出走で2着1回・3着2回。トールポピーやレジネッタが人気を裏切っている。ノーザンテーストが12戦して2勝、トニービンは7戦してアドマイヤグルーヴの2着があるだけ、ニジンスキーはダンスインザムードが4着に敗れるなど5戦して2着1回。Caerleonも5戦して、レッドディザイアが勝った反面、ブエナビスタは降着の憂き目を見た。

 ブルードメアサイアーとして定評のある種牡馬が意外と苦戦しており、用なしの母父はいないが、有利な母父もいない、といったところだろうか。

5)キーは「芝・ダート兼用」と「スタミナ」か

 逆に5番人気以下で3着以内に入った馬の血統は以下の通り。

 ジェイドロバリー、ティンバーカントリー、タイキシャトル、フレンチデピュティ、ウォーエンブレムらは自身または産駒に「芝・ダート兼用」のイメージがあり、サッカーボーイ、タマモクロス、ダンスインザダークなどは自身または産駒が優れたステイヤーという「スタミナ」血統だ。母父にスタミナ血統が入っているのも悪くない。

 この2つが穴候補といえるだろう。


【5番人気以下で3着以内に入った馬の父と母父】

5番人気以下で3着以内に入った馬の父と母父


結論

 例年通り、今年も有力馬にはサンデーサイレンスの血を持つ馬が揃う。が、まとめてアパパネにねじ伏せられる可能性が高い。

 アパパネの父はミスタープロスペクター系キングカメハメハ、母父はノーザンダンサー系Salt Lakeでマイナス要因はなく、牝馬三冠達成は十分にあり得るだろう。

 穴として狙いたいのは、芝・ダート兼用、またはスタミナの血。凱旋門賞バゴ×リアルシャダイのオウケンサクラ、フレンチデピュティ×ブライアンズタイムのテーブルスピーチ、ブライアンズタイム×ノーザンテーストのレインボーダリアを2〜3着候補の伏兵としてあげておこう。


【アパパネの血統表】

アパパネの血統表

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