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コース解説

京都芝2000m〔Aコース〕

コース図過去7年で
58秒台の決着が4回

 秋華賞が4回京都4日目に移った00年以降、本競走はAコースで行われている。秋の京都開催の2週目、例年天候にも恵まれており、非常に良好な馬場状態でのレースが見込める。00年以降の勝ち時計は、すべて2分00秒を切る数字。過去7年で1分58秒台の決着は4回あり、最速はファインモーションが勝った02年の1分58秒1。高速馬場への適応力が問われる。なお、芝は野芝がベースで、洋芝も混合。

内枠でも無理に前へ行く必要はない

 スタート地点は、メインスタンドの目の前。G1発走時には、大勢のファンの歓声が飛び交うので、音や雰囲気に敏感な馬にとっては心配の種。スタートしてから最初の1コーナーまでの距離があまりなく、内回りコースで、一見内枠が有利に見えるが、そうではない。秋華賞においては5枠より外が良績を残している。全般的にテンから淀みないペースで流れ、厳しい展開になるので、内枠だからといって無理にハナを切りに行くと最後にお釣りがなくなる。過去10年で前半1000m通過が60秒を超えた年は3度(98年と00年と05年)のみ。最初の1コーナーでハナに立ち、最後まで上位に残ったのは00年2着のヤマカツスズランしかいない。

好位抜け出しが理想も相当な能力要する

レース写真(京都芝2000m) 各馬は向正面に入ってからひと息入れることになるが、馬場が速いこともあり、ガクンとはペースが落ちない。ラップ間の落差が少なく、マイル戦的な流れのまま勝負どころを迎える。最後の直線距離は内回りコースが328mで、阪神の内回りコースよりも短い。したがって、ローカルの芝中距離のように好位抜け出しの競馬をしたいところだが、相当に能力がある馬でないと最後までは押し切れない。結局、外から被されないように4コーナーの手前から動くことになるので、末脚の持続力が問われ、消耗もする。

騎手の手腕が問われるコース

 したがって、小回りの内回りコースながら差し馬も先行馬と互角の成績。ただし、インコースで脚を溜めていると、馬群でゴチャつき、前が詰まる可能性が高い。4コーナーで振られるリスクはあるものの、外を回って進出して、直線での爆発力にかける作戦の方が有効。そのあたりからも、前述のような枠順傾向が出ている。外目の枠の方がいい。終始、展開の読みやコース取りが非常に重要で、騎手の手腕が問われるコースと言える。

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