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キャプテントゥーレ 逃げ切りで「サンデーの孫時代」到来[2008年]

非サンデーサイレンスの時代?

 初年度産駒ジェニュインが勝利した1995年からディープインパクトの2005年まで、皐月賞ではサンデーサイレンス産駒が11年で7勝の活躍を見せた。だがラストクロップが出走した2006年はオペラハウス産駒のメイショウサムソンが、とうとうサンデーサイレンス産駒がいなくなった2007年はブライアンズタイム産駒のヴィクトリーが制している。

 皐月賞に新しい時代が到来したということだろうか。2008年の第68回皐月賞でも「非サンデーサイレンス」の馬が上位人気を占めた。

 弥生賞勝ち馬はブライアンズタイム産駒のマイネルチャールズ、同2着はクロフネ産駒のブラックシェル、共同通信杯を勝ったのはウォーエンブレム産駒ショウナンアルバ、スプリングSを制したのはタニノギムレット産駒のスマイルジャック。これらが主力視されたのである。

目を引く成績はない。安定感とタフさがある

キャプテントゥーレ写真

 そこへ敢然と挑んだのがキャプテントゥーレだった。

 2歳7月のデビューからここまで、キャプテントゥーレの成績は決して目を引くようなものではなかった。

 アーネストリーやトールポピーなど素質馬が揃った新馬戦では1番人気に推されながら8着に敗れ、未勝利戦を半馬身差で逃げ粘って初勝利。野路菊S3着の後、デイリー杯2歳Sを勝って力のあるところを見せたものの、朝日杯フューチュリティSでは競り負けて3着、3歳初戦の弥生賞では4着。

 そこそこ安定感はある。バテることもない。だが突き抜けるだけのパワーも鋭さも、競り勝てるだけのたくましさもない。正直なところ、それがキャプテントゥーレに与えられた評価だったといえるだろう。皐月賞にも7番人気での出走だった。

3コーナーから早めスパート

 ここでキャプテントゥーレは、乾坤一擲の走りを披露する。

 行く馬がいないなら行ってやれとばかりに、鞍上・川田将雅騎手はキャプテントゥーレにハナを切らせる。道中ではマイペースを維持し、3コーナー過ぎから早めにスパート。バテない強みを生かして後続を突き放そうという策だ。これが見事に奏効する。熾烈な2着争いに2馬身半の差をつけて逃げ切り勝ちを果たしてしまうのだ。

 父は2001年の勝ち馬アグネスタキオン、その父はサンデーサイレンス。この血筋が皐月賞に滅法強いことをあらためて多くのものに知らしめた、そんな逃走劇だった。

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