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ヴィクトリー 渾身の逃走で大波乱[2007年]

3連単162万馬券。衝撃の皐月賞

 馬連9万4630円、馬単17万8340円、3連複20万5370円、そして3連単は162万3250円。いずれも皐月賞史上最高となる衝撃の配当が飛び出したのは2007年のことだ。

 15番人気で2着に入ったサンツェッペリンとともに大波乱を演出したのが、7番人気のヴィクトリーと、その鞍上を務めた田中勝春騎手である。

実績十分も伏兵視されていた戦前

ヴィクトリー写真

 この一戦、人気は、4戦3勝の弥生賞1着馬アドマイヤオーラ、デビューから共同通信杯まで4連勝中のフサイチホウオー、前年の2歳王者で弥生賞3着のドリームジャーニーという順。さらに、弥生賞2着ココナッツパンチ、毎日杯のナムラマース、きさらぎ賞のアサクサキングスと続いていた。

 新馬戦を5馬身差で勝ち、ラジオNIKKEI杯2歳Sではフサイチホウオーと接戦、若葉Sを1番人気で勝利したヴィクトリーも、上位を争う資格を持つはずだった。が、並みいるライバルたちに混じると、わずか3戦のキャリアが目立つことはなかった。

 加えて、この皐月賞で初めてヴィクトリーに跨った田中勝春騎手は、1992年の安田記念をヤマニンゼファーで制して以来、JRAGIで138連敗中、実に15年間もビッグタイトルから遠ざかっていた。その事実もファンに不安を与えたのかも知れなかった。

田中勝春騎手GI連敗に終止符

 しかし、このコンビは鮮やかに駆けた。

 ジワリと前に詰め寄り、2コーナーあたりではサンツェッペリンを交わして早くも先頭へ。そこから先行2頭はマイペースに持ち込み、緩やかなラップを刻んでいく。直線に入ってもヴィクトリーとサンツェッペリンの脚色は鈍らず、叩き合いながら粘りに粘る。何とか追い込んできたフサイチホウオーと3頭並んでの入線となったものの、ヴィクトリーがハナ差1着をもぎ取り、田中勝春騎手はGI連敗に終止符を打ったのだった。

 このレース以降、ヴィクトリーは未勝利。渾身の逃走で演出した大波乱であった。

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