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歴代優勝馬ピックアップ

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力ずくで勝ち取ったクラシック第一冠
2006年 メイショウサムソン

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単勝オッズ14.5倍の6番人気だったメイショウサムソン。前走スプリングSで本格化の兆しを見せていたが、大舞台でその強さが本物であることを証明した。

スプリングS勝利も意外な低評価

グレード制が導入された1984年から2014年まで、皐月賞勝ち馬の前哨戦としては、弥生賞組が10頭、スプリングS組が10頭と拮抗している。どちらかのトライアルを勝てば、「クラシック第一冠に王手をかけた」といっても過言ではないはずだ。

06年のスプリングS勝ち馬はメイショウサムソン。9戦して4勝、5着以下なしと安定感も申し分のない存在だ。ところが、本番の皐月賞では意外な低評価に甘んじることとなる。

1番人気は共同通信杯と弥生賞を連勝してきたアドマイヤムーン。2番人気はデビューから4連勝で若葉Sを制したフサイチジャンク。3番人気は前年の2歳王者フサイチリシャール。これらに加え、ラジオたんぱ杯2歳Sの勝ち馬サクラメガワンダー、京成杯を制したジャリスコライトにも後れを取って、メイショウサムソンは単勝オッズ14.5倍の6番人気。確かに強力なライバルたちとはいえ、メイショウサムソンのプライドは傷ついたに違いない。ならば、やるべきことはただ1つだ。

勝ちに行くレースぶりで堂々の戴冠

上々のスタートを切ったメイショウサムソンは好位馬群で脚をため、3コーナーからは外を回って進出。直線では早め先頭のフサイチリシャールを追い詰め、交わし、インから差を詰めるドリームパスポートを半馬身完封。堂々の戴冠を果たす。

こうして力ずくで低評価を覆し、強さをファンに再認識させたメイショウサムソン。以後、日本ダービーで二冠を達成し、天皇賞春秋制覇など、まぎれもない主役としてターフを駆け続けることになるのだった。