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ノーリーズン 低評価を覆す鮮やかな皐月賞制覇[2002年]

18頭立ての15番人気と低評価

 2002年春、桜花賞で13番人気アローキャリーが単勝4290円の大穴を開けた1週間後。この第62回皐月賞でさらなる波乱が待っていることを誰が予想しえただろうか。

 1番人気はタニノギムレット。シンザン記念、アーリントンC、スプリングSと鋭い末脚で重賞3連勝を飾り、第一冠へと乗り込んできていた。2番人気はデビュー3連勝で京成杯を制し、弥生賞も僅差2着となったローマンエンパイアだ。3番人気はモノポライザー。父サンデーサイレンス、母はオークス馬ダイナカールという良血で、新馬から若駒Sまで3連勝中の素質馬である。他にも、前年の2歳王者アドマイヤドン、共同通信杯と毎日杯を勝ったチアズシュタルク、弥生賞勝ち馬バランスオブゲームなどが顔を揃えていた。

 そんな中で、18頭立て15番人気のノーリーズンに目を向ける者などそう多くなかった。

デビュー2連勝も若葉Sで7着敗退

ノーリーズン写真

 ノーリーズンのここまでの戦績は、まずは3歳1月に迎えた新馬戦を勝利。後にオープンでも勝ち負けするアグネスプラネットを2馬身突き放したのだから上々の滑り出しだ。

 続いて500万下・こぶし賞も1着。やはりオープンまで出世するマチカネメニモミヨをねじ伏せてみせた。

 勇躍2番人気で挑んだ若葉Sだったが、ここでは先行策から伸びず7着に終わる。シゲルゴッドハンドが逃げ切った前残りのレースでの失速は、一気にノーリーズンの評価を下げることとなった。本番・皐月賞のゲートには抽せんで何とか収まることはできたものの、オッズは115.9倍。ほとんどのファンが「デビュー2連勝は恵まれたもの。一線級が集うここでは苦しい」と考えたわけである。

いくつもの記録に彩られた勝利

 そんな低評価を鮮やかに、ノーリーズンは覆す。

 レース序盤では中団の内に控えていたノーリーズンは、3コーナーからグイグイと進出。しかもコーナーを回りながら馬群の間隙を縫うように外へと持ち出されて、直線を向いた時には目の前にビクトリーロードが広がる。

 そこから力強く駆けて、先行集団から抜け出してきたタイガーカフェ、大外を追い込んだタニノギムレットの2着争いに1馬身4分の3差をつけて先頭ゴールを果たす。

 皐月賞史上に残る高配当。加えて勝ちタイム1分58秒5は皐月賞レコード、鞍上ブレット・ドイル騎手は外国人騎手として史上初の皐月賞制覇。いくつもの記録に彩られた勝利となったのである。

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