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第74回 皐月賞特集 2014年4月20日(日)15時40分発走 中山競馬場 芝2000m

3歳牡馬クラシック第一弾 中山芝2000m〔Bコース〕

コース図(中山芝2000m)

昨年はレコード決着

 3回中山開催を締めくくる牡馬クラシック第一弾。その3回中山の最終週に行われる。今年も今開催の前半2日間はAコースを使用。後半6日間でBコースが使用される。馬場はイタリアンライグラスによるオーバーシード。JRAの公式発表によると、低温の影響で洋芝の生育が鈍く、回復が遅れている箇所があるものの、全体的には概ね良好な馬場状態とのこと。表現的には昨年とほぼ同じだった。

 その昨年はロゴタイプが1分58秒0のレコードで優勝。前週の時計の出方を見る限り、レコードが出るような雰囲気ではなかったが、予想を大きく覆す好時計だった。その前の年はゴールドシップが2分01秒3(稍重)の時計で優勝。この年は馬場が渋ったことによる影響が出た。パンパンの良馬場でペースが上がると、2分を切ってくると考えた方がいいだろう。

巧みなコーナリングと底力が問われる

レース写真(中山芝2000m)

 スタート地点は4コーナーを曲がり終えたホームストレッチの右端。一度ゴール板前を通過して、内回りコースを1周する。最初の1コーナーまでの距離は約400m。1〜2コーナーの中間までは上り坂。向正面の直線は平坦。3〜4コーナーはスパイラルカーブで、緩い下り坂になっている。最後の直線距離は310m。これは中央場所の直線距離としては最も短く、ローカルに近いコース形態だ。4コーナーを回り終えてから、ギアを上げて追い出したのではとうてい間に合わない。残り600m地点が3コーナー過ぎとなるので、カーブで加速する必要がある。コーナリングのうまさを加えた瞬発力、そして最後の急坂を駆け上がる底力が要求される。

 中山開催時に限る過去10年の脚質傾向は、逃げ馬が【2.0.1.7】、先行馬が【2.2.1.25】、差し馬が【5.4.6.62】、追い込み馬が【0.3.1.41】。コース形態上、追い込み馬が苦しくなるのは当然だ。逃げ切り勝ちを果たしたのは07年ヴィクトリーと08年キャプテントゥーレ。08年はペースが遅かったが、07年はペースが速かったにもかかわらず前残りの決着となった。このあたりは馬場の影響が大きい。

7枠・8枠の相性がいい

 勝ち馬は差しが多いものの、勝率は先行馬とほぼ互角。連対率は先行馬が若干優勢、複勝率は逆に差し馬がやや優勢。総合的には先行・差しが互角と言える。

 中山芝2000mは一般的に内枠有利だが、皐月賞ではその傾向があてはまらない。過去10年(中山開催のみ)の枠順傾向は、7枠が【4.1.1.21】で最多勝利を挙げている。8枠も【2.2.1.22】で、7枠に次ぐ好成績。あとは3枠と5枠が複勝率22.2%で7枠と同じ。1枠と2枠は苦戦。基本的にはフラットだと考えたいが、7枠・8枠の相性がいい点は覚えておきたい。

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