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第72回 皐月賞特集 2012年4月15日(日)15時40分発走 中山競馬場 芝2000m

最有力馬は文句なしでグランデッツァ

1)サンデーサイレンス系のひとり勝ち状態

 過去10年の連対馬20頭うち、17頭がヘイルトゥリーズン系だ。特に、サンデーサイレンスの直子が3勝・2着3回、ネオユニヴァース産駒が2勝、アグネスタキオン産駒とステイゴールド産駒が各1勝など、サンデーサイレンス系が突出している。

 これを追うのがブライアンズタイム産駒の2勝だが、近年は芝のオープン馬がめっきり減っていて、今年の皐月賞登録馬もゼロ。むしろオペラハウスが1勝、ザグレブとテンビーが2着1回ずつのノーザンダンサー系が対抗格といえるが、サンデーサイレンス系には大きく水を空けられている。

父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ヘイルトゥリーズン系
9回 8回 7回
107頭
8.4%
15.9%
22.4%
ノーザンダンサー系
1回 2回 0回
33頭
3.0%
9.1%
9.1%
ミスタープロスペクター系
0回 0回 2回
21頭
0.0%
0.0%
9.5%
ナスルーラ系
0回 0回 1回
14頭
0.0%
0.0%
7.1%
その他の系統
0回 0回 0回
5頭
0.0%
0.0%
0.0%

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)スピードよりスタミナ&パワーを重視

 連対馬の父(サンデーサイレンス以外)を見ると、ブライアンズタイム(数々の名ステイヤーを輩出)、ネオユニヴァース、スペシャルウィーク、ステイゴールド、オペラハウス、ザグレブ(いずれも2400m級GI勝ち馬)、ゴールドアリュール(2000mのダートGI勝利)、スピードよりスタミナ&パワーの気配が強く漂っているのが特徴だ。

 フジキセキとアグネスタキオンの弥生賞も重馬場だったし、テンビーは英2100m重賞で1着。単純・軽快なスピード血統では勝ち負けできそうにない。

3)母の父の系統は三つ巴の様相

 連対馬20頭の母の父は以下の通りだ。

母父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ノーザンダンサー系
4回 6回 3回 53頭
7.5%
18.9%
24.5%
ミスタープロスペクター系
2回 1回 2回 27頭
7.4%
11.1%
18.5%
その他の系統
2回 1回 2回 29頭
6.9%
10.3%
17.2%
ナスルーラ系
2回 2回 1回 44頭
4.5%
9.1%
11.4%
ヘイルトゥリーズン系
0回 0回 2回 27頭
0.0%
0.0%
7.4%

 父サンデーサイレンス系の馬とは逆に、「母父サンデーサイレンス」は不振。この10年間に21頭が走り、馬券に絡んだのは2007年・3着のフサイチホウオーと2009年・3着のセイウンワンダーだけ。ヴァーミリアン、サクラメガワンダー、フサイチリシャール、アドマイヤムーン、スマイルジャック、ローズキングダム、ベルシャザールなどが人気以下の着順に終わっている。

 また連対馬20頭の「母の母の父」を、父の系統別にまとめたのが以下のリスト。今後は父サンデーサイレンス系が多くなるだろうから、これも絞り込みの材料にしたい。

 父サンデーサイレンス系……ノーザンダンサー系5頭 ナスルーラ系1頭 ミスタープロスペクター系1頭 その他8頭
 父ブライアンズタイム………ノーザンダンサー系1頭 その他1頭
 父ノーザンダンサー系………ヘイルトゥリーズン系1頭 ナスルーラ系2頭

4)2歳〜3歳春の活躍馬を出した母系がいい

 下表の通り、連対馬の母系からは必ずといっていいほど2歳重賞〜3歳春のクラシックで上位に食い込んだ馬が出ている。血統的に“筋の通った”母系であること、2歳戦、皐月賞戦線、桜花賞やオークスなどで活躍した近親がいることが必須条件となりそうだ。

年度 馬名 母馬 母系から出た主な活躍馬
2002
ノーリーズン
アンブロジン
阪神3歳牝馬S1着のヤマニンパラダイス
タイガーカフェ
セトフローリアン2
母馬自身がAJCオークス2着
2003
ネオユニヴァース
ポインテッドパス
愛オークス馬ヘレンストリート
サクラプレジデント
セダンフオーエバー
朝日杯3歳S2着のレジェンドハンター
2004
ダイワメジャー
スカーレットブーケ
桜花賞3着のダイワルージュ
コスモバルク
イセノトウショウ
日本ダービー5着のソーエームテキ
2005
ディープインパクト
ウインドインハーヘア
スプリングS1着のブラックタイド
シックスセンス 
デインスカヤ
イタリア2歳王者のウィルダンサー
2006
メイショウサムソン
マイヴィヴィアン
桜花賞6着のノーザンプリンセス
ドリームパスポート
グレースランド
弥生賞1着のバランスオブゲーム
2007
ヴィクトリー
グレースアドマイヤ
日本ダービー1着のフサイチコンコルド
サンツェッペリン
プラントオジジアン
サウスウエストS3着のキングオヴスキャット
2008
キャプテントゥーレ
エアトゥーレ
朝日杯3歳S2着のスキーキャプテン
タケミカヅチ
カズミハルコマ
オークス1着のシャダイターキン
2009
アンライバルド
バレークイーン
日本ダービー1着のフサイチコンコルド
トライアンフマーチ
キョウエイマーチ
母馬自身が桜花賞1着
2010
ヴィクトワールピサ
ホワイトウォーターアフェア
青葉賞4着のスウィフトカレント
ヒルノダムール
シェアエレガンス
祖母が仏2歳G1勝ち馬
2011
オルフェーヴル
オリエンタルアート
朝日杯勝ち馬ドリームジャーニー
サダムパテック
サマーナイトシティ
四代母はCCAオークス2着

結論

 中心は「父サンデーサイレンス系のスタミナ&パワー型」、「母母父はノーザンダンサー系か非主流血統」、「近親に2歳〜3歳春のクラシック路線好走馬がいる」という馬。

 最有力馬はグランデッツァ。父アグネスタキオンはキャプテントゥーレを出しており、母母父はハビタット系のDistant Relative、そして本馬の姉は昨年の桜花賞馬マルセリーナだ。血統予想的には1頭抜けた存在といえるかもしれない。

【グランデッツァの血統表】

グランデッツァの血統表

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