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激戦必至のクラシック第一弾 中山芝2000m〔Bコース〕

コース図(中山芝2000m)速ければ1分58秒台の決着

 3回中山開催の最終日に施行される牡馬クラシック第一弾。今年の開催も前半2日間がAコース使用で、後半6日間がBコースが使用される。今開催は一週目が道悪で行われたものの、二週目、三週目は良馬場での開催。芝状態は持ち直しており、おおむね良好だ。前週のニュージーランドTでは1分32秒9の好時計が出た。この中間の天候は不安定で、何度か雨に見舞われそうだが、週末に降らなければ今週も速い時計が出そうだ。速ければ昨年のような1分58秒台の決着が見込め、少なくとも2分00秒台は切ってくるだろう。

レース写真(中山芝2000m)コーナリングのうまさが要求される

 スタート地点は4コーナーを曲がり終えたホームストレッチの右端。単純に芝1800mのスタート地点が200m右へスライドしたところで、内回りコースを1周する。ゴール前の坂を2度越えるので、スタミナも要求されるのが特徴。2000mギリギリしかもたない馬にとってはやや苦しい舞台設定だ。

 そして、最後の直線が310mしかないのが大きな特徴。中央場所の直線距離としては最も短く、ローカルに近いコース形態。最後に急坂が待ち構えるとはいえ、G1クラスのレースになると逃げ・先行馬がなかなか止まらず、4コーナーを回り終え、ギアを上げてからの追い出しでは、まず間に合わない。残り600mからペースが上がるとしても、3コーナー過ぎからのスパートとなるので、コーナリングのうまさ、ソツなく立ち回れる器用さが要求されてくる。

昨年は逃げ・先行馬が壊滅したが

 通常は前半600mを35秒台のペースで先行し、そのスピードを最後まで持続できる馬が最も信頼できる舞台。ヴィクトリー、サンツェッペリン、メイショウサムソン、ダイワメジャー、コスモバルクなどが好例で、瞬発力よりもロングスパートに対応できる底力を持ち、先行して後続をねじ伏せるような競馬をできる馬が勝ち負けになりやすい。05年のディープインパクトのように大外からまくり切るのは、相当能力の差がなければ不可能だ。

 しかし、昨年はリーチザクラウンら逃げ・先行勢が壊滅し、アンライバルドら差し・追い込み馬が上位を独占した。前半1000m通過が59秒1と、確かに厳しい流れにはなったが、ここまでズブズブの決着は近年例がなかった。果たして今年はどのような展開になるか。この点は非常に興味深いし、事前の読みが当たれば、予想的中にも大きく繋がってくるだろう。また、中山芝2000mは一般的に内枠有利だが、このレースに限っては特に大きな偏りはない。どの枠からでも好走馬が出ている。

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