JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

レジネッタ 粘り強い末脚で波乱の立役者に[2008年]

12番人気の低評価

 桜花賞出走馬には、デビューから一気に表舞台を駆け上がってきたというイメージがある。とりわけ1番人気の座は、新馬から3連勝のアドマイヤグルーヴ、ダンスインザムード、シーザリオ、あるいは5戦4勝で2歳女王でもあるウオッカ、4戦3勝で同じく2歳女王のブエナビスタなど、ほぼノンストップで戦績を積み上げてきた馬がその位置を占めることが多い。

 もちろん、パーフェクトな成績でなくとも勝てるチャンスは十分にある。少しでも成績に傷があれば必要以上に評価を落としてしまうが、どの馬もキャリアが浅いぶんノビシロはあるはず。それが桜花賞の実体といえるのではないだろうか。

 2008年の勝ち馬レジネッタも、桜花賞までの戦績が6戦2勝。平凡な成績ゆえ12番人気という低評価での出走だった。

逆転の可能性を秘めた戦績

レジネッタ写真

 レジネッタのデビューは2歳9月の札幌・芝1200m戦。逃げつぶれて1番人気10着に終わったが、続く未勝利戦、500万下と連勝を飾り、阪神ジュベナイルフィリーズでは6着。明けて3歳はエルフィンS3着、報知杯フィリーズレビューでも3着となって桜花賞出走権を獲得、という歩みである。

 確かに、目立つものではない。同期のライバルである2歳女王のトールポピーやクイーンC勝ち馬リトルアマポーラなどと比べれば、戦績的にも劣るといえるだろう。

 しかし、新馬戦での人気とレースぶりはスピードがある証拠。連勝も素質馬でなければできぬこと。阪神ジュベナイルフィリーズは差し決着の中で先行してよく粘っているし、フィリーズレビューも勝ったマイネレーツェルと同タイムのゴールだった。

 つまりは逆転の可能性を十分に秘めて、第68回桜花賞のゲートに収まったのである。

3連単700万馬券の大波乱

 レースでは、デヴェロッペ、エイムアットビップ、エアパスカルらスピード自慢7頭が先団を形成して速い流れが作られた。直線ではこれらに後方待機勢が襲いかかるという展開だ。内、真ん中、外と各馬がひしめき叩き合うという大激戦の中、いったんは先頭に立ったエフティマイアを交わし、2分の1馬身突き抜けたのがレジネッタ。中央転向以来初のGI制覇となった鞍上・小牧太騎手が、拳を突き上げながらゴールする。

 地道に磨いた粘り強い末脚を武器に、伏兵レジネッタが3連単700万馬券という大波乱を演出したのだった。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN