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ダイワスカーレット 名勝負は語り継がれる [2007年]

仁川を沸かせた3強対決

 2007年・第67回桜花賞は3強対決に沸いた。

 3強のうち、最初に注目を集めたのはアストンマーチャンだ。2歳7月のデビュー戦こそ2着に敗れたが、2戦目を無事に勝ち上がり、続く小倉2歳Sを制し、ファンタジーSではレコードタイムを叩き出したうえに2着を5馬身も突き放す圧勝劇。阪神ジュベナイルフィリーズ2着の後、3歳初戦・報知杯フィリーズレビューを2馬身半差で快勝し、3番人気で桜花賞に臨んだ。

 アストンマーチャンを破って2歳女王となったのがウオッカだ。新馬戦を逃げ切り、2戦目・黄菊賞は2着に敗れたものの、阪神ジュベナイルフィリーズは1分33秒1の好タイムで差し切り勝ち。3歳に入ってエルフィンSとチューリップ賞を連覇、3強の中でも特に評価を高め、単勝オッズ1.4倍の断然人気で桜花賞のゲートに収まる。

 そして最後の1頭こそが、桜の女王に輝くこととなるダイワスカーレットである。

徐々に開花した良血馬

ダイワスカーレット写真

 父は現代のトップ種牡馬アグネスタキオン、母は重賞4勝のスカーレットブーケという優れた血を持つダイワスカーレット。折しも兄ダイワメジャーがマイルチャンピオンシップを制して天皇賞(秋)からのGI連覇を果たした2006年11月19日、ダイワスカーレットも同じ京都競馬場でデビューを迎え、快勝で現役生活の第一歩を踏み出した。

 続く中京2歳Sでアドマイヤオーラを破り、3歳初戦のシンザン記念ではアドマイヤオーラの2着、チューリップ賞では軽快に飛ばしてゴール寸前まで粘ったが、最後にウオッカの差し切りを許しての2着、という臨戦での桜花賞出走だ。チューリップ賞は3着に6馬身差、実力の高さは実証済みで、本番では3番人気に推された。

 ライバル2頭にないダイワスカーレットの強みといえば、1800mでの勝ち鞍ということになるだろう。この経験が、桜花賞でも最後の粘りとなって開花する。

後のダービー馬を従えて快勝

 逃げたアマノチェリーラン、2番手追走のアストンマーチャンを交わし、直線、馬場の真ん中から抜け出すダイワスカーレット。後続との差をグイっと広げ、追ってくるのはただ1頭、ウオッカだけとなった。

 これまで通りの鋭い末脚を見せつけるかに思えたウオッカのラストスパートだったが、ここからダイワスカーレットもパワフルな粘りを発揮する。最後は1馬身半振り切って、このライバル対決を制するとともに桜の冠を戴くのであった。

 オークスは感冒のため出走を自重したダイワスカーレットだったが、秋には秋華賞を制して二冠を達成し、エリザベス女王杯も古馬勢を封じ込めて勝利。そしてダイワメジャーとの兄弟対決に注目が集まった有馬記念では、兄に先着したばかりでなく2着と大健闘したのは記憶に新しいところ。

 強豪との激戦を重ねながら、ダイワスカーレットもまた強くなっていくようである。

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